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  • 投稿日: 2025/04/04
  • 更新日: 2025/04/04

水漏れの時の補修テープの使い方!場所別の巻き方と注意点

「水漏れが止まらない…」「自分で直せるかな?」とお困りのあなたへ!
本記事では、水漏れ補修テープを使った簡単補修方法を、場所別に詳しく解説します。

水漏れの種類や場所、状況に合わせて適切なテープを選んで、水漏れを効果的に止めましょう。
強力な防水テープから、応急処置に最適な仮補修テープまで、様々なテープの特徴や選び方を紹介します。
さらに、蛇口、シャワーホース、排水管、タイル、給水管など、場所別の巻き方や注意点も解説しているので、この記事を参考にテープを使いこなしてください。

ただし、テープを使った修理は一時的なものなので、専門の修理業者が修理するまでの一時的なものがということを忘れないようにお願いします。

 

 

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水漏れをテープで改修!

水回りのわずかな水漏れは、専用のテープを使って手軽に補修できます。
配管のつなぎ目から水がじわっと滲み出ている場合や、ポタポタとゆっくりと水が滴り落ちる程度の軽微な水漏れは、テープで応急処置が可能です。

しかし、大量の水が流れ出ている場合や、時間と共に水漏れが拡大する場合は、テープだけでは対処できません。
水漏れ箇所は根本的な修理が必要となるため、水漏れテープの使用はあくまでも一時的な応急処置として捉えましょう。

 

水漏れ補修テープの種類と選び方

水漏れを阻止するテープには、さまざまな種類が存在し、補修箇所素材などに応じて適切な選択が求められます。
ここでは、3種類の補修テープについて詳細を解説しますので、購入前に参考にしてください。

・防水補修テープ

・仮補修テープ

・シリコーン自己融着テープ

 

防水補修テープ

水漏れや湿気による被害を防ぐためには、強力な防水性能を持つテープが有効です。
防水補修テープは、その高い防水性能により、水中での使用にも対応できます。
粘着力は非常に強く、平らな面だけでなく、凹凸のある粗い面にもしっかりと密着するため、剥がれにくく、長期間の使用に耐えられます。

さらに、メーカーによっては、耐熱性、耐寒性、耐紫外線性に優れたタイプも販売されており、屋外での使用にも適しています。
用途は多岐にわたり、配管の接続部分、屋根の補修、アウトドア用品の補修など、さまざまな場面で活用することができます。

 

仮補修テープ

仮補修テープは、優れた粘着力を持ち、一時的な補修に最適なテープです。
水や熱に強いだけでなく、長期間の使用にも耐えられる耐久性を備えているため、幅広い用途で活用できます。

浴槽やタイルのひび割れ、ビニールハウスや雨具の破れ、アウトドア用品の損傷など、さまざまな場面で役立ちます。
透明フィルムを採用しているため、補修箇所が目立ちにくく、曲面や凹凸のある面にもしっかりと密着します。

耐熱性と耐候性に優れているため、屋外での使用にも適しています。
応急処置から本格的な修理まで、あらゆる用途に対応できる便利な製品です。

 

シリコン自己融着テープ

シリコン自己融着テープは、独自の技術で接着剤を使用せず、素材同士を密着させる特殊なテープです。
テープを引き伸ばして巻き付けることで、化学反応が生じ、一体化します。
このプロセスにより、高い気密性と防水性を確保し、さまざまな用途に対応できます。

シリコン素材は、耐熱性と耐候性に優れているため、配管の漏水修理やアウトドア用品の補修など、幅広い用途で活躍します。
透明フィルムを使用しているため、目立ちにくく、曲面や凹凸のある表面にもしっかりと密着します。

水漏れやパイプの継ぎ手部分からの水漏れなどの緊急時の修理に最適な選択肢です。
しかし、巻き付ける対象物がなければ、接着しません。

 

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場所別の水漏れ補修方法

住宅における水漏れは、放置すると深刻な被害につながるため、早期発見・修理が重要です。
ここでは水漏れが起こりやすい箇所とその修理方法について解説します。

 

蛇口の根元の水漏れ

蛇口の根元からの水漏れは、シリコーン自己融着テープを用いることで簡易的に修復できます。

原因
蛇口の根元の経年劣化による亀裂や摩耗。

 

解決策
シリコーン自己融着テープで蛇口の根元を補修する。

 

手順
1.蛇口の根元を清掃する。汚れや錆は、布やブラシなどで丁寧に除去しましょう。

2.シリコーン自己融着テープを蛇口の根元に巻き付けます。テープの先端を蛇口の根元に当て、ゆっくりと引っ張りながら巻き付けてください。

3.テープ同士が化学反応して融着するため、重ね巻きしながら密着させます。隙間がないよう、丁寧に作業しましょう。

4.テープの種類によっては、24時間以上放置して完全に固化させるタイプがあります。固化時間を守って作業を進めましょう。

5.補修後、蛇口を回して水漏れしていないかをチェックします。

 

注意点

・シリコーン自己融着テープは、あくまでも応急処置です。根本的な解決には、蛇口の交換が必要になる場合があります。

・テープを巻き付ける前に、蛇口の根元を完全に乾燥させてください。水分が残っていると、テープがうまく接着しません。

・テープの種類によって、耐熱温度や耐水性が異なります。使用する環境に適したテープを選びましょう。

 

 

シャワーホース(浴室)の水漏れ

シャワーホースから水漏れが発生した場合、経年劣化や破損、温度変化による素材の硬化などが原因として考えられます。
水漏れを修理するには、以下の4つの手順で対応できます。

まず、水漏れ箇所の特定を行います。
蛇口をひねって水を出し、シャワーホース全体を注意深く観察して水漏れが発生している場所を突き止めましょう。

次に、水漏れ箇所の清掃を行います。
水漏れ箇所に付着している汚れや錆を、布やブラシを使って丁寧に洗い落とし、水気を完全に拭き取ります。

水漏れ箇所の清掃が終わったら、防水テープを巻き付けます。
テープの先端を水漏れ箇所に合わせ、ゆっくりと引っ張りながら巻き付けていきます。
1周巻き終えたら、手でしっかりと押さえ、隙間ができないようにします。フレキシブルホースの場合は、凸凹部分を手で押さえながら隙間を埋めるようにテープを巻き付けます。

最後に、水漏れ解消の確認を行います。
防水テープが固化した後、シャワーを使って水漏れが止まっていることを確認します。
必要に応じて、追加でテープを巻き付けましょう。

 

排水管(洗面所・キッチン)の水漏れ

排水管の接続部分やパイプに亀裂など、水漏れ箇所の特定を行います。

まず、目視で確認し、水漏れ部分を丁寧に拭き取ります。
次に補修用テープを用い、水漏れ箇所に貼り付けます。

この時、水漏れ部分にテープを巻き付けるように貼り付けましょう。
水漏れ箇所より少し手前にテープを貼り始め、全体を覆うように巻き付けるときれいにまくことができます。

テープの端をしっかりと重ねて貼り付け、密閉性を高めます。
何周もまく必要はないですが、密閉性が保たれていることが確認できるまで巻くようにしましょう。

最期に水漏れが解消されたか確認します。
水を出して、水漏れが止まっていれば作業完了です。

 

タイル(浴室・洗面台)の水漏れ

タイルからの水漏れは、多くの場合、タイルのひび割れが原因です。
具体的には下記のようなやり方が最適です。

・水漏れの場所を特定しましょう。
タイルの割れ目や接着部分から水が漏れているかを確認し、水漏れ箇所を完全に乾かしてください。

・補修用テープを貼り付けます。タイルが完全に乾いたら、テープを貼り付けましょう。
ひびの長さよりも少し長めにカットし、上から手で押さえながらしっかりと貼り付けます。
テープの端が剥がれないように注意してください。

 

ひびを完全に補修したい場合は、テープを貼る前にコーキング材で補強する方法もあります。
ただし、コーキング材もあくまで応急処置であることを覚えておきましょう。

 

給水管(屋外)の水漏れ

給水管は、建物の内外に設置されています。
一戸建て住宅の場合、庭などの地面に埋設されているケースが一般的です。

・水漏れ箇所を特定するために、給水管の外観を注意深く観察し、水漏れが発生している場所を特定します。
漏れている部分はタオルなどで丁寧に拭き取ります。

・給水管の修理作業を開始する前に、必ず水道の元栓を閉じてください。

・補修用テープを貼り付ける場合は、給水管にテープを2回巻き付けるのが重要です。

・水道の元栓を開いて、水漏れが止まったかどうかを確認します。

 

家庭内で水が使用できなくなるため、作業前に家族にきちんと伝えてから作業を開始しましょう。

 

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水漏れ補修テープを使う際の注意点

水漏れ防止テープは、手軽に水漏れを補修できる便利なアイテムです。
しかし、適切な使用方法を理解していないと、期待した効果が得られないばかりか、新たな水漏れを引き起こす可能性もあります。
そこでここでは、水漏れ防止テープを用いた補修を行う際に注意すべき点を詳しく解説します。

 

汚れやほこりをしっかり落とす

水漏れ補修にテープを使用する際は、事前に表面を清潔にすることが重要です。
破損した給水管の表面に付着した汚れや埃は、テープの接着力を阻害し、適切な修理を妨げます。
汚れや水分が残っていると、テープが密着せず、隙間が生じる可能性があります。
特に屋外に設置された排水管は、汚れが付着していることが多いため、十分な清掃が必要です。
また、テープを巻く前に、破損箇所の周辺を完全に乾燥させることも重要です。
水分が残っていると、テープの接着力が低下し、水漏れが再発する可能性があります。

 

シールテープと間違えないように注意

水回り修理において、テープは重要な役割を果たします。
配管のつなぎ目や水漏れ箇所の補修に欠かせないアイテムとして、様々な種類が販売されています。
中でも、よく使われるのはシールテープと水漏れ補修テープの2種類です。

シールテープは、主に配管同士の接続部分に使用されます。
配管のネジ山に巻き付けることで、隙間を埋め、水漏れを防ぐ効果があります。
一方、水漏れ補修テープは、破損した配管や蛇口からの水漏れを一時的に止めるために使用されます。
つまり、水漏れ補修テープは、緊急時の応急処置に適したアイテムです。

水漏れが発生した際は、状況に応じて適切なテープを使用することが重要です。
配管のつなぎ目からの水漏れであればシールテープ、破損箇所からの水漏れであれば水漏れ補修テープを使用しましょう。

 

 

すき間なく丁寧に巻く

給水管や蛇口の水漏れをテープで応急処置する際には、隙間なくしっかりと密着させることが重要です。
水漏れ補修テープは、破損箇所に巻きつけることで一時的に水漏れを止める効果がありますが、隙間があるとそこから水が漏れ出してしまいます。

隙間なく密着させるためには、テープを丁寧に巻きつけることが重要です。
テープを引っ張って巻きつけることで、より密着させることができます。
また、巻き終えた後は、手でしっかりと押さえつけると、さらに隙間ができにくくなります。

これらのポイントを意識することで、水漏れを効果的に止めることができます。

 

効果は一時的なものなので、根本的な解決策が必要

水漏れは、フィルターや水道管の汚れ、経年劣化による管の破損や凍結による損傷、蛇口やパッキンの劣化など、さまざまな原因が考えられます。
補修テープは、これらの問題に対する一時的な応急処置として役立ちますが、根本的な修理にはなりません。
そのため、補修テープだけでは、水漏れが再発する可能性があります。
さらに、補修テープは密着性が高くても、長期間使用するには適していません。排水管やホースの交換が必要となるケースがほとんどです。

 

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テープを用いた水漏れの補修まとめ

水漏れは、放置すると深刻な被害につながる可能性があります。
この記事では、水漏れをテープで簡単補修する方法をご紹介しました。場所や状況に合わせて適切なテープを選び、丁寧に補修することで、水漏れの被害を最小限に抑えることができます。
しかし、テープでの補修はあくまで応急処置です。根本的な解決には、専門業者に相談することをおすすめします。
指定工事店の生活水道センターでは水漏れやトイレの詰まりなど水回りのトラブルを専門にやっておりますので、お困りの際は一度ご相談ください。
ご相談は無料なのでお気軽にご連絡ください。

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