- 投稿日: 2024/07/30
- 更新日: 2024/10/08
トイレ(便器)と床の間から水漏れする原因は?原因別の対処方法を解説
トイレ(便器)と床の間からじわじわと水漏れしていたら、何が原因で水漏れが発生してしまったのかとびっくりしてしまいますよね。
水漏れが起こる主な原因は、
・結露
・タンク内部の異常
・部品の経年劣化
・配管のトラブル
・トイレのつまり
・トイレ(便器)のひび割れ
などが考えられます。
トイレ(便器)と床の間から水漏れしている場合は、どこから水漏れが起きているのか確認し原因を把握して早急に対処しましょう。
当記事では、トイレ(便器)と床の間の水漏れの原因や自分でできる水漏れの対処法、修理事業者に依頼する費用相場などをご紹介します。
【記事のポイント】
・便器と床の隙間から水漏れが起こっている原因は何ですか?
→結露、トイレのタンク内の異常、製品の経年劣化、配管トラブルが主な原因です。
トイレ(便器)と床の間から水漏れする原因と見分けるポイント
トイレ(便器)と床の間から水漏れが起きている場合は、まずどこから水が漏れているのかチェックしましょう。水漏れの原因は9つ考えられます。
原因 | 見分けるポイント |
---|---|
結露 | 便器やタンクが濡れている |
尿(小便)こぼれ | 便器や床の間が黄色くなっている 臭いがする |
ノズルのつまりや故障(温水洗浄便座) | 便器からの水の飛散 |
止水栓のナットのゆるみ | 接続部分からからポタポタ水が垂れる |
タンク内の部品の故障 | タンクからポタポタ水が漏れる |
経年劣化 | 配管、タンクからの水漏れ |
トイレのひび割れ | 便器本体からの水漏れ |
トイレのつまり | 便器内の水位が上がっている |
トイレ(便器)下の配管の異常 | トイレと床の間の隙間から水漏れ |
参考:よくあるご質問|Panasonic、トイレで水が漏れる|LIXIL、水漏れでお困りの方|LIXIL、トイレのトラブル解決|TOTO
どこから水漏れが発生しているのか見分けるポイントもご紹介しますので、あわせて確認してください。
もし、どこから水漏れしているのかわかりにくい場合は、止水栓を止めてから濡れている箇所を雑巾などで拭き、しばらく様子を見ましょう。どこから水漏れしているのか判断しやすくなります。
【止水栓の閉め方】
止水栓を閉めずに作業してしまうと、水が溢れてしまう可能性があるため、必ず止水栓は閉めましょう。
ハンドルがある止水栓は、右回りにまわして閉めます。
ハンドルがない場合は、マイナスドライバーや工具を使って、ハンドル同様に右回りでまわして閉めましょう。
トイレ(便器)の止水栓がない場合は?➡︎ 【関連記事:水道メーターで水を止める方法】
結露
便器やタンク、止水栓に水滴がついて濡れている場合は、結露で水漏れしている可能性が高いです。
冷たい飲み物の入ったコップを放置しておくと、コップの表面に水滴がつくのと同様にトイレ(便器)にも結露が発生しますので、そこまで心配する必要はありませんが、結露を放置してしまうとカビや床の痛みの原因となってしまいます。
「自分でできる!トイレ(便器)と床の間の水漏れ対処法【原因別】」を確認して対処しましょう。
トイレ(便座)の結露は、以下のような影響で起こります。
・室内温度が高いのに対し、便座やタンク内の水が冷えている(温度差15℃)
・湿気が多い(80%以上)
井戸水を使用している家庭や梅雨の時期、冬に暖房を入れている時は、結露は発生しやすくなります。
尿(小便)こぼれ
便器や床の間が黄色くなっていたり、アンモニア臭や酸っぱい臭いがしたりする場合は、尿こぼれかもしれません。
使用中の姿勢が悪く便器の外側に尿がかかってしまうと、便器を伝って便器と床の間の隙間に入り込み濡れてしまうことがあります。
ノズルのつまりや故障(温水洗浄便座)
温水洗浄便座(ウォシュレット)から水の飛散により、床の間が濡れてしまう場合もあります。
ノズルの機能性少量の水が出ることもありますが、水の飛散が多い時は、ノズルのつまりや故障なども考えられるでしょう。
温水洗浄便座の製品によっては、洗浄の使用前後にノズルを自動で洗浄する機能が備わっており、ノズル周辺から少量の水が流れます。様子を見て水が止まるようであれば、問題ありません。
また、温水になるまで水を流す機能が付いている場合もあるので、製品の取扱説明書などを確認しましょう。
しばらくしても水が止まらない場合や水の飛散が激しい場合は、ノズルのつまりや故障の可能性があります。
ノズルが故障している場合は、メーカーに連絡しましょう。
温水洗浄便座(ウォシュレット)の水漏れの確認方法 ➡︎【関連記事:ウォシュレットの水漏れをご自身で確認し対処する方法】
止水栓のナットのゆるみ
止水栓付近からポタポタと水が垂れている場合は、止水栓のナットが緩んでいる可能性が高いです。トイレ(便器)を長く使用していると、徐々にゆるんできてしまいます。
また、ナットが劣化してひびが入っていることも考えられるので、確認しましょう。
参考:取扱説明書 ビューティ・トワレ 温水洗浄便座(家庭用)|Panasonic
タンク内の部品の故障
タンクから水が漏れていたり、ハンドルレバーに触れていないのに便器に水が流れたりしている場合は、タンク内の部品の故障が考えられます。
止水栓を止め、タンクのふたを開けてタンク内部の状態を確認しましょう。
引用:トイのしくみ|TOTO
タンク周辺から水漏れがある時は、以下のような原因である可能性が高いです。
・ボールタップの故障
・浮玉の故障
・フロートバルブ異常(ズレ・劣化)
・鎖の故障、絡まり
・タンク内の汚れ、つまり
トイレタンクからの水漏れが起こる原因は? ➡︎ 【関連記事:トイレタンクから水漏れ!原因と自分でできる解決方法を解説!】
ボールタップの故障
トイレ(便器)のタンク内の水位を調整する装置です。ボールタップに取り付けられている浮玉によって、水の量を調節します。
浮玉が上昇すると給水口が閉まり、水の供給がストップします。逆に、浮玉が下降すると給水口が開き、タンクに水が供給されます。
ボールタップに故障があり、正常な動きをしていないと水が出続けてしまい水漏れに繋がってしまうのです。
浮玉の故障
ボールタップに取り付けてある風船上の部品を浮玉と言います。ボールタップ同様、タンク内の水位を調整する仕組みです。
浮玉が曲がっていたり、引っかかっていたりする場合は、正しくタンク内の水位を調節できないので、水漏れが発生してしまいます。
フロートバルブの異常(ズレ・劣化)
引用:タンク内の鎖とフロートバルブの点検・交換をしましょう|TOTO
フロートバルブとは、タンク内の水を便器へ排出したり、止めたりする装置です。
ハンドルレバーを引くことにより、フロートバルブに繋がっているチェーンが引き上げられ、タンク内の水が便器に流れます。
フロートバルブのズレやゴム玉が劣化してサイズが合わない・破損しているなどのトラブルが発生した場合は、タンク内の水の排出を調整できず、水が止まらなくなってしまいます。
また、フロートバルブ自体にゴミや汚れが付着することで、隙間ができて正常に機能しないこともあるので注意が必要です。
参考:トイレのしくみ|TOTO
鎖の故障、絡まり
フロートバルブについている鎖が切れていたり、絡まってしまったりしていても、フロートバルブが動かないため水が出続けたり、ハンドルレバーを引いても動かなかったりします。
タンク内の汚れ、つまり
トイレ(便器)のタンク内が汚れている場合や異物が混入していた場合は、各部品が通常通りに機能しないため、水漏れの原因に繋がってしまいます。
異物が混入している場合は、すぐに除去しましょう。
【今すぐタンク内の水漏れを専門業者へ依頼する➡︎生活水道センター】
経年劣化
前途でもいくつかご紹介しましたが、トイレ(便器)の各部品の劣化によって水漏れが発生している可能性があります。
劣化していることで、水漏れを引き起こしやすい部品を下表にまとめました。製品の交換時期の目安もあわせて確認しましょう。
トイレ(便器)の部品 | 交換時期(目安) |
給水管と止水栓のパッキン | 10年 |
止水栓のナット | 5〜10年 |
ノズル(温水洗浄便座) | 5〜10年 |
フローバルブ、鎖 | 5〜10年 |
参考: 耐用年数(建物/建物附属設備)|国税庁、トイレのメンテナンススケジュール(ネオレスト、ウォシュレット一体形便器)|TOTO、トイレのメンテナンススケジュール(組み合わせ便器、ウォシュレット(シートタイプ))|TOTO、 LIXIL・INAX パッキンセット トイレ部品 |LIXIL
基本的に経年劣化がある部品は、新しいものと交換しますが、定期的な掃除をすることで正常な状態を保つことができます。
トイレ(便器)の掃除方法は「自分でできる!トイレ(便器)と床の間の水漏れ対処法【原因別】」でご紹介している内容を参考に実施してみてください。
トイレのひび割れ
トイレ(便器)にひびが入り、そこから水漏れしている場合もあります。トイレの外側に損傷がないか確認します。
ひびなどの損傷がある場合は、ご使用のメーカーに問い合わせをして早急に交換しましょう。
トイレ(便器)の安全に使用できる年数は、10年程度とされていますので、目安として参考にしてください。
参考:お客さまサポート|LIXIL、メンテナンススケジュール|TOTO
トイレのつまり
トイレがつまっている場合は、便器の水位が上がってしまい水漏れを起こしてしまいます。
原因としては、
・多量のトイレットペーパーを流した
・異物を流した
・汚物が付着し詰まっている
上記のようなものが考えられるでしょう。
トイレのつまりをそのままにしてしまうと、状態が悪化しさらに水漏れがひどくなってしまいます。
トイレのつまりが発生した場合は、早急に業者へ依頼しましょう。
業者への連絡が難しい場合は、「自分でできる!トイレ(便器)と床の間の水漏れ対処法【原因別】」を確認して対処してください。
【今すぐのトイレのつまりを専門業者へ依頼する➡︎生活水道センター】
トイレ(便器)下の配管の異常
トイレ(便器)と床の間の隙間から水漏れが発生し、かつ、前途でお伝えした状態に当てはまらない場合は、トイレ(便器)下の配管が破損や故障している可能性があります。
トイレ(便器)下の配管に異常があった場合は、トイレのマットやタイルの交換をしたり、大掛かりな配管工事になってしまったりする可能性が高いです。
早急に水道管修理業者やメーカーへ連絡をしましょう。
自分でできる!トイレ(便器)と床の間の水漏れ対処法【原因別】
前途では、トイレ(便器)と床の間から水漏れする原因についてご紹介しました。
水漏れが発生した場合は、早急な業者への連絡がおすすめですが、自分でできる対処法もありますので、ご確認ください。
水漏れの原因 | 対処法 |
結露 | 換気する・結露対策をする |
尿(小便)こぼれ | 深く腰掛けて使用する |
ノズルのつまり(温水洗浄便座) | 掃除する |
止水栓のナットのゆるみ | 工具を使って閉める・新しいものに交換 |
タンク内の部品の故障 | 劣化している場合は新しいものに交換 |
経年劣化 | 定期的な掃除で綺麗な状態を維持 |
トイレのつまり | スッポンを使用する |
【水漏れの対処法を実施する前の確認事項】
・コンセントを抜き差ししてトラブルが解決するか試す
・ブレーカーが落ちていないか確認
・止水栓を止める
・温水洗浄便器の場合はコンセントを抜いてから作業する
・水漏れした箇所を掃除する
結露
結露による水漏れをそのままにしておくとカビや床の痛みが生じてしまうため、以下の方法で対処しましょう。
・換気する(換気扇を回す・窓を開ける)
・給水用クッションフロア、タイルを引く
・給水管にカバーをつける
また、結露の発生を抑えることのできる防霜便器・防霜タンクや吸水性の良い壁紙もありますので、トイレ(便器)ごと交換する時などは検討してみても良いかもしれません。
参考:便器やタンクの表面に水滴が付く|LIXIL、2023住宅設備機器総合カタログ|洋風便器選定のポイント|LIXIL
尿(小便)こぼれ
尿(小便)こぼれで水漏れしている場合は、使用方法に注意しましょう。
浅く腰掛けて使用している場合、尿がトイレ(便器)の縁に当たりトイレの外に出てしまうことがあります。
できるだけトイレ(便器)に深く腰掛けて前屈みの状態で使用することがおすすめです。
また、便器の中に専用の尿のハネを抑える掃除用液を使用すれば、尿ハネを抑えることができます。
参考:トイレの大便器の床部分が濡れている|LIXIL、泡クッションで立ち小便のはね汚れを低減|泡クッション|LIXIL
ノズルのつまり(温水洗浄便座)
トイレ(便器)のノズルが詰まっている場合は、以下の手順に従って掃除をしましょう。
【用意するもの】
・ゴム手袋
・柔らかい布
・トイレ用掃除シート
・スポンジ
①ノズルを引き出す(※メーカーの取扱説明書を確認)
②トイレ用お掃除シートやスポンジでノズルの汚れを拭き取る
③水拭きして完了
汚れが落ちにくい場合は、お掃除クリーナーを使用すると効果的です。
参考:ウォシュレットのフィルターを掃除します|TOTO、シャワートイレのノズル周辺から少量の水が漏れる|LIXIL、シャワートイレのノズルをお手入れする方法|LIXIL、ノズルまわりのお手入れ|LIXIL
止水栓のナットのゆるみ
止水栓のナットがゆるんでいる場合は、モンキーレンチなどの工具を使用して右回りにまわして閉めます。
何度回してもゆるんでいて閉まらない時は、ナット自体が劣化や破損している可能性があるため、新しいナットに交換しましょう。
参考:LIXIL | お客さまサポート | 自分で解決 トイレのトラブル | 水漏れ
タンク内の部品の故障
タンク内の部品が故障している場合は、部品を交換したり掃除をしたりして対処しましょう。
・ボールタップの故障
・浮玉の故障
・フロードバルブの異常(ズレ・劣化・汚れの付着)
・鎖の故障、つまり
・ボールタップの故障
ボールタップが故障した場合は、新しいものに交換します。
【用意するもの】
・マイナスドライバー
・モンキーレンチ
・ラジオペンチ
・バケツ
①タンクのふたを開ける
②流動用のハンドルを回してタンク内の水をぬく(メーカーの取扱説明書を確認)
③ボールタップをおさえながら、モンキーレンチで外の配管の上下にあるナットを2つゆるめる
④タンクと繋がっている外側の配管を取り外す
⑤ナットを外し、ボールタップを内側に引っ張って引き抜く
⑥ボールタップにあるビストンバルブを取り出して新しいものに交換する
⑦ボールタップや外の配管などを元に戻して完了
参考:アメージュシャワートイレ WEB取扱説明書|LIXIL、ボールタップの部品を交換しましょう | 修理 | お客様サポート | TOTO
浮玉の故障
浮玉やアームに劣化・損傷があると水漏れが発生してしまうので、新しい部品に交換しましょう。
①タンクのふたを開ける
②浮玉を回して取り外す
③浮玉についているアームを取り外す
④浮玉とアームを新しいものに交換して完了
参考:トイレの水が止まらない場合~ボールタップのアーム交換方法|KAKUDAI
フロートバルブの異常(ズレ・劣化・鎖)
フロートバルブに異常が発生した場合の対処方法についてご紹介します。
①タンクのふたを外す
②タンク内の水を抜く
③浮玉を外す
④フロートバルブが外れていないか・鎖が切れていないか・劣化していないか確認する
【トイレのタンクからまだ水漏れがしている場合は➡︎生活水道センター】
【フロートバルブが外れていた場合】
1.手で排水口にフロートバルブをはめる
2.レバーを動かしフロートバルブが正常に動くか確認
3.開閉ができていない場合は交換
【鎖が切れている場合・フロートバルブが劣化している場合】
1.フロートバルブを取り出す
2.新しいものと交換して鎖を取り付ける
※鎖は4玉ほどたるませる
引用:日ごろのお手入れ|止水栓、レバーハンドル、手洗い金具のお手入れ|TOTO
経年劣化
経年劣化が発生している部分は、基本的に新しいものと交換します。前途でご紹介した製品の交換時期の目安もあわせてご確認ください。
トイレ(便器)の部品 | 交換時期(目安) |
給水管と止水栓のパッキン | 10年 |
止水栓のナット | 5〜10年 |
ノズル(温水洗浄便座) | 5〜10年 |
フローバルブ | 5〜10年 |
参考: 耐用年数(建物/建物附属設備)|国税庁、トイレのメンテナンススケジュール(ネオレスト、ウォシュレット一体形便器)|TOTO、トイレのメンテナンススケジュール(組み合わせ便器、ウォシュレット(シートタイプ))|TOTO、 LIXIL・INAX パッキンセット トイレ部品 |LIXIL
経年劣化を修復することは不可能ですが、日々をお手入れを行うことで正常な状態を長く維持することができますので、掃除方法をご紹介します。
トイレ(便器)とタンクの掃除方法
【用意するもの】
・ブラシ
・スポンジ
・手袋
・トイレ用掃除シート
・柔らかい布
・トイレ用掃除洗剤
【トイレ(便器)の掃除方法】
①ブラシで便器内、フチの裏をこする
②水を絞った柔らかい布やシートで肌に触れる部分を拭く
③便器のふたや便器の外側、便座の裏まで念入りに拭く
【タンクの掃除方法】
①タンクのふたを外す
②タンクのふたについている手洗い金具を外す
③タンクのふたをスポンジで洗う
④柔らかい布で綺麗に拭き取る
⑤外した金具を取り付けてふたをして完了
参考: 便器・タンクのお手入れ | お手入れ・点検 | お客様サポート | TOTO
トイレのつまり
トイレのつまりを直す方法はいくつかありますが、スッポンを使用したトイレのつまりを解消する方法をご紹介します。
【用意するもの】
・スッポン
・灯油ポンプ
・雑巾
・ゴム手袋
・ビニール袋(45L程度のもの)
・バケツ
・ガムテープ
・はさみ
【事前準備】
①ビニール袋(45L程度のもの)を半分にする
②ビニールの真ん中を3〜5cmほど切る
③ビニールの切り込みにスッポンの持ち手を通す
①タンク内の水を灯油ポンプで抜く(スッポン使用することでタンク内に水が逆流する可能性があるため、)
②便器内の水が溢れている場合は、灯油ポンプで水を抜く
③ビニール袋を被せたスッポンで便器全体を覆い隠して両サイドをガムテープでとめる
④排水口に密着させたあと、静かに押し付けて、勢いよく引く
⑤水を流してつまりが解消しているか確認する
※注意※
80℃以上の熱湯をかけるとトイレ(便器)が破損してしまうおそれがあるため、直接注ぎ入れるのはやめましょう。
すっぽんがない場合の対処法は?➡︎【関連記事:【動画付き】トイレつまりの自分で出来る直し方を解説!原因や予防方法も紹介】
参考:便器・タンクのお手入れ | TOTO、ラバーカップの使用方法 | TOTO
【トイレのつまりが解消しない場合は➡︎生活水道センター】
トイレ(便器)と床の間の水漏れを放置すると危険
トイレ(便器)と床の間の水漏れをそのままにしてしまうと、さらに状況は悪化してしまいます。
・壁や床が痛む
・カビやダニの発生
・パーツが劣化が進行
・水道代が上がる
・近所への被害
1つ1つ確認していきましょう。
壁や床が痛む
トイレ(便器)と床の間の水漏れを放置すると、壁や床が傷んでしまったり腐ってしまったりするおそれがあります。
壁や床の交換となった場合は、10万円前後かかってしまうため早急に対応しましょう。
カビやダニの発生
水漏れ状態が続くと湿度が高くなり、カビが発生してしまいます。また、ダニは高湿度を好むので、家の中にダニがいた場合は増殖する可能性があります。
カビやダニは、湿度が50%以上の時に発生しやすいので、トイレルームの換気や掃除を意識して注意しましょう。
パーツが劣化が進行
まだ使用できるトイレのパーツであっても、水漏れが原因で劣化が進む可能性があります。
パーツの劣化が進行してしまうと正常に機能せず、別の場所から水漏れが発生したり、部品が故障したりとトラブルが発生しやすくなります。
水道代が上がる
水漏れによって流れた水量分、水道代が発生してしまい、高額になることも考えられるでしょう。好意ではなくても、水道代は基本的に支払わなくてはいけません。
ただし、自治体や水道局によっては水漏れによる水道代減額制度を設けているところもありますが、以下のような場合は適用されません。(※自治体によって異なります)
・水漏れしていると認知しながら修理を怠っている場合
・経年劣化で水漏れしている場合
・不正な工事により水漏れしている場合
・水漏れの原因がお客さまの故意または過失による場合
・減免認定を受けた年から一年以内に同じ箇所で水漏れした場合
・自治体の定める期間中に申請書を提出しなかった場合
ご自身の住んでいる自治体や水道局に確認して、対応しましょう。
参考:漏水(水漏れ)に伴う水道料金等について|静岡市、漏水による料金の減免について|愛知中部水道企業団
近所への被害
アパートやマンションに住んでいる場合、水漏れをそのままにしておくと下の階まで浸水し、被害を与えることになってしまいます。
適切な対処をしていない場合は、賠償責任を負うことも考えられるので、早急に大家に報告し、修理業者へ依頼しましょう。
【今すぐ水漏れ修理業者に相談する➡︎生活水道センター】
トイレ(便器)と床の間の水漏れは火災保険で補償できるの?
何が原因で水漏れが発生したかによって補償の可否が決まりますので、加入している保険会社へ問い合わせることが適切です。
多くの保険会社は、給排水設備※の事故による水漏れ被害があった場合は、補償することができます。(補償内容によって異なります。)
※給排水設備とは、水道管・排水管・給水タンク・トイレ水洗用の設備などが当てはまります。
ただし、経年劣化※による水漏れ被害はどのような状況であっても補償することができません。
※経年劣化とは、日常の使用に伴う変質、さび、かび、腐敗、腐食、浸食、ひび割れ、剥がれなどの消耗、劣化。
参考:個人用火災総合保険『THE すまいの保険』|火災保険について|損保ジャパン、個人用火災総合保険『THE すまいの保険』|補償内容・範囲|損保ジャパン、漏水などによる水濡れ(みずぬれ)|損保ジャパン、よくあるお問い合わせ|【火災保険】「水災」と「漏水などによる水ぬれ」の補償の違いは何ですか?|三井住友海上
トイレ(便器)と床の間の水漏れ修理費用相場は「5,000円〜10,000円」
トイレ(便器)と床の間の水漏れ修理を依頼する場合の相場は、「5,000円〜10,000円」程度です。作業内容によって異なります。
【主な作業内容】
・水漏れ箇所の特定
・カメラ調査
・部品交換
・配管修理
・つまりの除去
また、出張代や駐車代、清掃代もかかる場合はあるため、事前に見積もりをして確認しましょう。
【基本料金5,000円〜水漏れ修理ができる➡︎生活水道センター】
トイレ(便器)と床の間の水漏れは業者への依頼が安心
当記事では、トイレ(便器)と床の間の水漏れの原因や原因別の対処法についてご紹介しましたが、自分で水漏れの原因を解明し、正しく対処するのは難しいもの。
水漏れが発生した場合は、専門業者への依頼がおすすめです。
トイレ(便器)と床の間の水漏れを業者へ依頼するメリット
トイレ(便器)と床の間の水漏れ修理を専門業者に依頼するメリットを3つご紹介します。
高い技術と経験で正しく水漏れを解決
トイレ(便器)と床の間の水漏れ修理専門であるため、確かな技術と経験で水漏れを解決できます。
自分ではわからなかった原因を突き止め、それぞれの原因にあった適切な対処法で水漏れ修理を実施するため安心です。
専門的な機材を持ってる
初めて水漏れが発生した方だと、水漏れを修理するために使用する機材を用意しなくてはいけません。
特殊な機材が必要な水漏れだった場合は、用意することも難しく、扱い方も不明な点が多いことでしょう。
その点、水漏れ修理業者へ依頼すれば、機材は持っているため迅速に水漏れ修理を行うことができます。
適切なアドバイスをもらえる
水漏れ修理業者へ依頼すれば、何が原因だったのか、今後はどのように使用すればいいのか、お手入れはどうすればいいのかなどを詳しく教えてくれます。
水漏れに関する不安なことを払拭できます。
悪徳業者には注意
水漏れ修理を業者へ依頼することは安心だとお伝えしましたが、高額な修理代を請求する悪徳業者もいます。
・安価な料金または無料と強く提示する
・見積もりを作成しない
・サイトやホームページがない
・名刺や社員証を見せない
・会社の所在地を明かさない
このような対応をされた場合は、悪徳業者の可能性が高いのですぐにお断りするのが安全です。
失敗しない水漏れ修理業者を選ぶ時の3つのポイント
・水道局指定事業者
・丁寧で親切な対応
・実績が豊富
水道局指定事業者とは、定められた基準で作業を行い、専門的な知識と技術のあると認められた事業者のことなので、安心して依頼することができます。
また、見積もりの時点で親切でわかりやすい説明をしてくれる業者は、依頼後も丁寧に対応してくれるでしょう。
依頼したい業者の公式サイトや実績、ブログなどもチェックするのもおすすめです。
悪徳業者に注意!➡︎【関連記事:水道業者悪質一覧の探し方!ぼったくり撲滅】
参考:ウェブサイト上では低額な料金を表示しているが、実際には高額な料金を請求するトイレの詰まり修理業者に関する注意喚起|消費者庁、沼津市指定給水装置工事事業者一覧|沼津市
トレイ(便器)と床の間の水漏れ修理は「生活水道センター」
トイレ(便器)と床の間の水漏れは「生活水道センター」をご利用ください。
生活水道センターは水道局指定事業者であり、前途でお伝えした悪徳業者ではない水道業者と提携をしているため、正しい修理方法でトイレ(便器)と床の間の水漏れを解決します。
また、全国各地で対応していますので、最短15分でご自宅に到着することができます。
お見積り・電話相談を無料で行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
【トイレ(便器)と床の間の水漏れ修理は➡︎生活水道センター】