- 投稿日: 2022/05/09
- 更新日: 2024/08/30
トイレのつまり修理で高額請求!対処法と業者選びのコツを徹底解説
トイレのつまりをはじめ水回りなどのさまざまなトラブルと切っても切れないのが、悪徳業者による高額請求。 世間でこれだけ問題視されているにもかかわらず、未だ増え続けているのが現状です。 その理由としては、修理の費用相場を知らない人が多く、その場で言われるがままに支払うしかなくなってしまうことが挙げられます。 また、トイレのつまりは緊急性が高いため、よく比較せずネット検索で目に止まった業者や飛び込み営業してきた業者に依頼してしまうのもトラブルの原因です。 そこで今回は、実際に合った被害事例や対処法、業者の選び方について解説します。
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トイレつまり・水漏れトラブルで安心して頼める業者の選び方
本当にトイレのつまりで高額請求されるのか?
「高額請求の被害に遭った!」という話を、実際に聞いたことがある方は多くないかもしれません。 しかし、現実には以下のようなトラブルが起きています。
見積もりなく20万円
トイレがつまり、電話帳で見つけた業者に連絡した。 急いでいたため電話で料金の確認はせず、到着後も見積もりを取らないまま作業を開始。 結局新しい便器と交換することになり、作業終了後に「20万円」と言われた。 すでに作業が終わっていたため、仕方なくその場で支払った。
オプション費用で数十万年
夜中にトイレがつまったため慌ててネット検索し、上に出てきた業者に依頼した。
「トイレを取り外す」と言われ、すでに素人では戻せなくなった状態で「費用70万円」と告げられ唖然とした。 請求書には「便器交換」「夜間出張費」に加え、「脱臭剤散布」「クリーニング代」などよく分からない項目で数十万円が加算されていた。
高額請求をされたときの対処法
実際に合った被害事例をご紹介しました。 では、もし自分が高額請求をされてしまった場合はどうすればいいのでしょうか。
1. 修理作業の内容と費用の内訳の詳細を提示してもらう
作業完了後は、修理した箇所やその内容、どの部分にどれだけの費用がかかったのかなどが明記された請求書を提示してもらうのが基本です 。
中には、支払った後に領収書だけを渡し、内訳は一切知らせないという悪徳業者も存在します。
一旦支払ってしまうと、こちらも了承したと見なされてしまうため、必ず費用を支払う前に1つひとつ説明を受けることが大切です。
2. 国民生活センターや法テラスで相談を
すでに高額な費用を支払ってしまった場合は、すぐに国民生活センターや法テラスに相談しましょう。
その時点で可能な対処法を教えてもらえます。 法テラスは1回30分、3回まで無料で相談で、法律的な観点からアドバイスをもらえることがあります。
あまりに法外な費用を請求された場合は、相談してみるといいでしょう。
3. クーリングオフを行使する
条件にもよりますが、クーリングオフを活用できるかもしれません。
とくに事前に説明のなかった作業や項目が追加された上で高額請求された場合は、適用されやすくなります。 法テラスなどへの相談と合わせて検討するのがおすすめです。
高額請求被害にあわないための業者選び
高額請求の被害を防ぐためには、正しい業者を選ぶことが何より大切です。
ここでは、業者選びの際の注意点をご紹介します。
1. 飛び込みや訪問営業での契約はしない
突然「今ならお安くします」「見積もりだけでもさせてください」などと自宅に訪問してくる業者は要注意です。
本来なら不要な工事や違法な工事を高額で行い、作業後に連絡が取れなくなるなどのトラブルが後を絶ちません。
家に上げないのが原則ですが、もし上げてしまった場合も検討する旨を伝えて一旦帰ってもらいましょう。
2. 水道局指定工事店に依頼する
それでも見極め方がよく分からない、という方は水道局指定工事店に相談するのも1つです。
水道局指定工事店とは、水道法に基づいて工事ができる業者として、水道局から指定を受けている業者のことです。
個人から全国チェーンの大手企業までさまざまあり、100%安全とは言い切れませんが、素性の分からない業者に依頼するよりはるかに安心です。
自分でトイレつまりを解消する方法
今回悪徳業者による高額請求の対処法について解説をしました。トイレは日常的に使用するためトラブルが起きたときの緊急性は高いです。そこに付け込んで高額請求をしてくる業者もいますので注意しましょう。
また、トイレつまりは自分で解決できる場合もあります。
もし、トイレが詰まった場合はまずは一旦業者に依頼せずに自分で対処してみるのもいいでしょう。
下の記事では、トイレつまりの原因や直し方について詳しく解説していますのでトイレトラブルでお困りの方はぜひご覧ください。
【動画付き】トイレつまりの自分で出来る直し方を解説!原因や予防方法も紹介
焦らず冷静に判断すればトラブルは避けられる
いかがだったでしょうか。 この記事を読んでいただくことで、トイレつまりの修理で高額請求された時の対処法や正しい業者の選び方についてご理解いただけたと思います。 トラブルに巻き込まれないのが1番ですが、トイレがつまってしまった時は焦ってしまい、冷静な判断が難しくなるものです。 万が一、工事完了後に高額請求された場合は、こちらでご紹介した対処法を試してみましょう。
トイレつまりなどのあらゆる水道トラブルの工事・修理は生活水道センターまで
監修者
濱本 孝一 Koichi Hamamoto
代表取締役
2001 株式会社生活水道センター代表取締役就任
- < 資格 >
- 管工事施工管理技士
給水装置主任技術者
排水設備工事責任技術者
ガス消費機器設置工事監督者
ガス機器設置スペシャリスト - 2級ガソリン自動車整備士
2級ディーゼル自動車整備士
美容師
管理美容師
- < 趣味 >
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