洗面台の蛇口交換の際に知っておきたい４つのステップ

投稿日: 2021/09/02
更新日: 2024/03/08

洗面台の蛇口交換の際に知っておきたい４つのステップ

洗面

こんにちは。
子供にパパの絵を描いてもらったものの、想像以上に頭髪が少なく描かれていたことにショックを隠せない、生活水道センター技術スタッフです。
「最近、洗面台の蛇口から、ポタポタ水がもれるので、これを機に蛇口そのものを新しくしたい」ちかごろ、このようなご相談を承る機会が増えています。
コロナ禍でお家時間が増えた結果、蛇口の使用頻度が増えたり、あるいはこれまで気にならなかったようなちょっとした漏水も気になったりと、きっかけはいろいろあるようです。
実は、洗面台の蛇口は一度に水かお湯のどっちかしか出ない蛇口（単水栓）が多く、台所や浴槽などの蛇口と比べると修理や交換がやりやすいといった特徴があるんですね。
ですので、御自分で蛇口交換をやってみたいと考えているのであれば、取り掛かりやすい場所である洗面台の蛇口から手をつけるとよいのではないでしょうか。

【目次】

作業に入る前に
交換の準備
単水栓の交換作業
どっちがお得？　臨機応変に！

作業に入る前に

蛇口の交換に限ったことではありませんが、水廻り設備の修理や交換といった作業に入る前には、必ず止水栓か元栓で水を止めるようにしましょう。
作業中に水が噴き出してきては大惨事ですので、これは必ず行うようにしてください。
締める際には、何回回したかをメモ等に書いておくと、作業終了後に現状復帰を行う際にスムーズにいきますよ。
また、家全体の元栓を締める際には、ちゃんと御家族に確認をとっておきましょう。

交換の準備

さて、次にいよいよ実際の作業にかかるわけですが、作業をスムーズに進めるために、あらかじめ付け替える新しい蛇口や道具等を用意しておく必要があります。
「ペットを飼いだしたので、洗面台でもシャワーが使えるように蛇口を交換したい」といった御希望があるかもしれませんが、初めて御自身で蛇口交換をされるときは、現在お使いのタイプと同じものと交換されることを御勧めします。
なぜなら、穴のサイズや間隔等が異なると取り付けができない、あるいは工程が複雑になるおそれがあるからです。
どうしても違うタイプの蛇口にされたい場合には、プロに依頼することを御勧めします。
準備するものは、新しい蛇口、ドライバーやレンチ、スパナやプライヤーといった工具、そしてシールテープ、ぞうきん、新聞紙、古い歯ブラシ等です。
それと意外と盲点なのが「水」なんです。
なぜなら、作業前に水を止めてしまうからです。
なのでバケツ等にある程度まとまった量の水を汲んで用意しておきましょう。

単水栓の交換作業

最初に、水が止まっていることを確認してから、蛇口の根元を反時計まわりに回して取り外します。
もしもさびや汚れなどで回りにくい場合には、古い歯ブラシ等を利用してそれらを丁寧に取り除きます。
ただ、いくら力を入れても回らない場合は、配管を壊してしまう危険性がありますので、決して無理をしないでください。
次に、新しい蛇口に台座を取りつけます。
そしてその根元にシールテープを巻きつけます。
このとき、テープがほどけないように、必ず時計まわりになるようにしてください。
５～７回程度が目安です。
続いて、穴に新しい蛇口を設置し、時計まわりに回しながらはめ込みます。
これで作業は完成です。
後はゆるみがないか確認し、水を通して問題がないかをチェックします。
※詳しくはこちら

どっちがお得？　臨機応変に！

このように、御自宅で作業を行う際には、部品代に加えて工具代、あるいは古い蛇口の処分代等も必要となってきます。
また、古い蛇口や配管であるときには、思わぬトラブル等で予定どおりに作業が進まない可能性もあります。
ちなみに、生活水道センターにおける各種取り付け工事の相場は、基本料金5000円より（税込）＋各種部品代（実費）等となっております。
こちらの料金で、同じタイプの蛇口の取り付けだけでなく、例えばシャワータイプにしたい、とかいった御要望にもお答えできます。
また、作業の準備から後片付けまでトータルでお引き受けしております。
お時間のない方や、あるいは自分で作業をしていたけど、途中で分からなくなってしまったから、そこからの工程を任せたいという場合でも、弊社では作業を承っております。
ですので、修理にかけられる時間や、ＤＩＹの腕前などを総合的に勘案された上で、よりよい方法を選ばれるとよいでしょう。
もちろん、交換作業でお困りのことがあった場合にはお気軽にお声がけください。
見積り作業まででしたら作業代金は無料（出張費等はかかります）です。