富士吉田市の住宅に急行し突然発生したトイレつまりを解消

富士吉田市は富士山頂へ至る最も有名な登山道・吉田口登山道を擁する一方、麓の市街地には富士急ハイランドを始めレジャー施設も大変多く、年間を通じて観光客の姿が絶えません。今回の依頼は市内中心部の住宅に住むお客様からのもの。「突然トイレつまりが発生してしまった」との事で、素早く急行。比較的短時間で解消する事が出来ました。
依頼の電話は夕方6時過ぎにあり、月江寺駅近郊にあるお宅へと急行。お客様は築20年程の2階建て住宅に家族4人で暮らしておられました。問題のトイレは1階廊下の手前寄りにあり、使用時は清潔だったのでしょうが、急なトラブルに対応しようとしたのかラバーカップ等の用具が乱雑に置かれていました。努力空しく汚水は溢れそうになったまま。話を聞くと「汚物の量が非常に多くなんとなく不安だったのだが、予想が的中してしまった。流した紙はトイレットペーパーだけなので自力で解決出来ると思ったが、無理だった」との事でした。
異物が原因でない事ははっきりしており、作業内容や見積もりも確定させ易く、すぐに了承を貰い作業開始。始めに市販もされている真空ポンプを持ち込み異物の破砕・貫通を図りましたが、つまりは想像以上に頑固で上手くゆかなかった為、本格的な低圧ポンプを投入する事となりました。かなり強い圧力を掛ける機器の為、便器や配管が古いと水漏れリスクも生じます。幸いお客様のトイレは数年前にリフォーム・交換済みだった為、心置きなく投入出来ました。
便器の排水口にポンプをしっかりあてがい、力を籠めレバーを動かし続けたところ、急に抵抗感が抜け異物が破砕。ゴボゴボという音と共に押し流されていき、それにつれ溜まっていた水位も下がっていきました。完全に下がり排水を行ったところ、今度は大変スムーズに流れていきます。最後に排水系全体の点検とトイレのクリーニングを行い、作業完了となりました。
作業時間はトータル40分強といったところ。何も上手くゆかず困り果てていたお客様にもようやく安堵の表情が戻り、私達も安心して次の現場に向かう事が出来ました。