山形県の南部内陸に位置する長井市は、最上川の西に広がる肥沃な低地と緑豊かな山地で構成されており、県有数の豪雪地帯として知られています。主産業は稲作を中心とした農業ですが、製造業も盛んです。今回のトラブル解決案件はトイレの紙つまりという内容。お客様はフラワー長井線沿線の2階建て住宅にお住まいで、突然症状が出てしまい対処出来ず、やむなくの依頼でした。
10月某日、夕方6時頃に依頼の電話があり、営業車を飛ばし現場に急行。家族3人で住むお宅は各階にトイレがありましたが、つまったのは使用頻度の高い2階側との事。階段を上がり到着したトイレは便器にまだ大量の排水が溜まり、長時間抜けていない模様でした。
「排便を済ませたところトイレットペーパーが切れている事に気付き、傍にあった不溶性のウェットペーパーを使用し纏めて流したらつまってしまった・・・」というありがちなパターン。ラバーカップを用い何度も貫通を試みたが上手くゆかず、結局連絡を下さった様です。こんな時は、更に強い吸引力や加圧力を発揮する低圧ポンプの出番となります。加減圧が強力な分配管には大きな負荷が掛かりりますが、設備は新しく破損や水漏れ等のリスクは無いと判断。思い切って投入出来ました。
洋式便器の排水口にしっかりポンプを当て、レバーをじんわりストロークさせつつ加減圧を繰り返します。今回は範囲が狭かった事もあり、10分も経たずに硬くつまった紙が破砕。流れ始めると共にボコボコという音がして水位が下がり、排水も元通りになりました。
別途お客様の要望があった為、消臭や殺菌、短期的なつまり予防を兼ねて業務用パイプ洗浄剤を投入。配管まで綺麗にクリーニングし作業を完了しました。比較的短時間でトラブルを解決出来た上に料金も安くて済み、不安そうな表情で眺めていたお客様も安心した様子でした。
市販のウェットペーパーには水に溶けるタイプとそうでないタイプがあり、間違って流さない様、トイレには前者を置いておくのが鉄則です。とは言え今回のケースでも正しい使用法とは言えず、常に余裕を持ってトイレットペーパーを準備しておくに越した事はありません。
施工日 | 2023年10月16日 |
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エリア/担当店舗 | 長井市 |
症状 | トイレつまり |
お見積もり料金 | 23,000円 |
施工料金 | 23,000円 |
施工時間 | 3時間 |
使用年数 | 25年 |