上山市のお客様宅のキッチンで小麦粉のつまり

陽が沈みかけている中、お客様のご自宅に到着し急いで施工に取り掛かりました。というのも奥様が夕飯の仕込みを行っていたらキッチンの排水口がつまったということで、ご主人が帰宅する前に修理してほしいというご依頼でした。どうやらご主人が同僚をご自宅に招くようで、そのためにつまり除去が急務となったのです。上山市のこちらのご自宅からは見上げると上山城があり絶景でした。新築で白を基調としおり清潔感漂う外装とキッチンでした。症状は排水される速度が遅く、水を長く出しているとシンクに水が溜まっていくというものです。トラップにはごみの欠片すら見当たらずどうしてつまったのか疑問がありました。奥様に詳しく聴き取りを行ってみると、天ぷらをあげようとしたら大量の小麦粉を誤ってシンクに落としてしまったそうです。パニックになった奥様はトラップを外してそのまま排水管の中に流してしまったのです。小麦粉や片栗粉などは水を含むと粘り気がある性質に変わり、排水管などにつまることがあります。事情を把握できたのであとは排水管の小麦粉を砕いて流すというプランを立てました。今回は頑固なつまりではないなさそうということで、標準的なヘッドが付いているパイプクリーナーで小麦粉を除去することにしました。排水管に傷を付けないようにゆっくりと慎重に侵入させていきます。順調に侵入させていったクリーナーが止まったので、そこから小刻みに振動をさせながら小麦粉を貫通させるよう努めました。徐々に前進するようになったので水を少しずつ流していきました。すると動きも軽くなっていき、排水管から上がってきていた水も引いていき小麦粉がほとんど流れていきました。その後も確認を怠らず最後までつまりが解消されたのか調べました。つまり除去が完了できたことを奥様にご報告し、奥様ご自身にも水を出して確認してもらいました。ホッと胸をなでおろす様子が印象的で、引き続き夕食の準備に取り掛かれると喜んでおられました。