南砺市のマンションにお住まいの方から、トイレの水が流れるのが遅くて困っていると連絡を受けて、現場に駆け付けました。現場到着後、トイレに案内していただき、拝見したところ、便器の水位が通常よりも高い位置になって水が貯まっている状態でした。レバーを回して水を流してみると、多少は排水しているものの、時間が経つにつれ、じわじわと水位が上がってきます。何か物を落としたりしていないかをお伺いすると、「物は落としていないのですが、最近トイレットペーパーをウォッシュレット専用タイプに変えたんです」とお話しされました。トイレットペーパーは、種類によって厚さに大きく差があります。ウォッシュレットタイプは、吸水性の良い厚手の上質な紙が使われているため、使い心地が良い分、水には流れづらいというデメリットも持っています。ウォッシュレット用のトイレットペーパーによるつまりが生じていると推測し、ローポンプ作業の見積もりをご提示しました。お客さまの同意後、すぐにポンプ作業に取り掛かります。圧力を掛ける作業を続けるうちに、経年使用によって溜まってしまった汚水や、流れ切れなかったトイレットペーパーが出てきました。汚水を抜き、異物を取り除く作業を行って、つまりが取れた手ごたえが得られたところで、作業の手を止めます。作業後にレバーを回して水を流してみると、渦を巻いて排水をする様子が確認でき、つまりが解消しました。最後に、便器の汚れも綺麗に掃除をさせていただき、すべての作業を完了しました。家庭で発生するトイレのつまりは、トイレットペーパーのつまりが原因となるケースが少なくありません。シングルタイプよりもダブルタイプを使っている場合、つまりが生じるリスクが高まります。大量のペーパーを使った場合、一度に流そうとせずに、複数回に分けて流すといった工夫をすることをお話しし、トラブルなくトイレをお使いいただくためのアドバイスをしてから、現場を引き上げました。
施工日 | 2023年09月19日 |
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エリア/担当店舗 | 南砺市 |
症状 | トイレつまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 36年 |