そろそろ雨が降りそうな曇り空の中、米子市にある依頼主宅に到着しました。外壁に囲まれたその家は昭和の佇まいが感じられる古いものでした。依頼を受けた内容ですが、キッチンの排水管つまりと臭いに関するものでした。つまりは今回が初めてだったようですが、臭いに関しては数年前から悩んでおられたようで、生ごみのような臭いがするということです。これまで市販の洗浄剤を排水管の中へと流して掃除は行ったということでしたが、全然臭いが無くならなかったそうです。調査してみるとたしかに生ごみのような臭いがあり、水を流してみても水がどんどんと排水口から溢れてくるという感じでした。収納の方からも調査を行ってみたのですが、こちらの排水管が真っすぐに伸びているタイプでした。再度排水口の方を調べてみると、ある問題が起きていました。本来あるはずの防臭ワンが設置されていなかったのです。防臭ワンとは排水管からの臭いや害虫が上がってくるのを防ぐためのものです。この話をお客様に質問してみたのですが、その存在すらご存じなかった様子でした。この時点で異臭の原因ははっきりしたので、あとはつまりの方を解決しないといけないと思いました。真っすぐに伸びている排水管なので、つまりにくいはずなのですが、念のため取り外して調べてみることになりました。すると形の崩れたプラスチック容器が出てきて、その正体はヨーグルトの容器だったのです。この容器に野菜などが絡まってしまい重度のつまりになっていたのです。どういう状況で排水管の中に入っていったのかは分からなかったですが、とりあえずつまりは解決できました。あとは排水管の清掃を行い、洗浄剤を投入してしばらく放置したあとに汚れと異臭を洗い落としていきます。防臭ワンの方も近くのホームセンターへと向かい、購入し設置しておきました。これで排水管からの生臭さは払拭することができ、清掃を怠らなければつまりの心配もありません。快適なキッチンを取り戻すことができました。
施工日 | 2024年06月03日 |
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エリア/担当店舗 | 米子市 |
症状 | キッチンつまり |
お見積もり料金 | 12,500円 |
施工料金 | 12,500円 |
施工時間 | 2時間 |
使用年数 | 36年 |