風呂の毛玉つまりを直しました。
週に数回の、バスルームの掃除。桶やバスタブを洗い終わり、最後にシャワーで流そうと思ったら…あれ?水が流れない。このような時は、水がつまっている可能性があります。今回は、鳥取市のお客さまの元で、排水つまりを直した時の様子を紹介させていただきます。
ある日急に流れなくなってしまい、途方に暮れてしまうのが浴室の排水です。浴室の下水パイプは予想以上に、複雑な構造をしています。バスタブ側から流れる汚水と、洗い場から流れる汚水がぶつかるので、ゴミや髪の毛などがたまりやすくなります。
ちなみに大人1人の方が、1回のシャワーで使う水の量は約60リットル。1リットルのペットボトルなら、60本分にもなります。2人家族や3人家族、5人家族と家族の人数が増えると、当然使用する水の量も増えていきます。水の量が増えれば、汚水に含まれるゴミも比例して増えていくもの。できれば月に1~2回は綺麗に清掃をしておくのがオススメです。
◇お悩みの、お客さまの元へ
夕方散歩帰りの愛犬を洗い場で綺麗にしていたら、風呂のつまりに気づかれたとのこと。深夜にご主人が帰宅する前に、何とかして欲しいとのお話でした。
3階建ての木造住宅のお宅で、軒先には鉢植えのオリーブの木などがたくさん置いてあります。奥さまのご趣味は、ガーデニングだそうです。カラフルな花が、とてもキレイで見とれてしまいました。風呂場は2階の踊り場のそばにあります。
水が洗い場にたまっている状態だったので、トラップカバーを開けて中の状態を見ることにしました。細長い封水筒をクルクル回して、排水トラップの中を見てみると内側にごっそりごみがたまっているのが分かりました。排水ピースと呼ばれる小さな部品の内側にも、ワンちゃんの毛らしき茶色の毛玉がいっぱい。毛のつまりが、排水つまりを引き起こしていたようです。目の粗いブラシで排水溝内部のゴミや毛玉を取り除き、最後に洗剤でぬめりを取りました。
作業が終わるころ、お客さまの飼っているトイプードル君が様子を見に来てくれました。ワンワンと元気に鳴いて、労をねぎらってくれます。少し苦労した作業でしたが可愛いワンちゃんにも会えて心が和みました。
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