多摩市の台所の排水溝のつまり
原因はいろいろですが、意外とその原因として多いのが、排水溝に異物を落としてしまうケースです。今回訪問した多摩市のお客様も同じ理由でした。今回のお客様は数ヶ月前に、排水溝を掃除しようと、排水口の部品を取り外したときに、誤って子供用の金属製の小さなスプーンを落としてしまったとのことでした。ただし、その後水を流しても、水の流れにまったく問題がなかったため、そのまま忘れてしまったとおっしゃっていました。このようなケースでは、すぐにつまりに直結しなくても、落としたものに、食べ物かすなどが付着し、時間が経過するとトラブルを引き起こすことがあります。早速現場にて排水溝の内部を除いてみたのですが、物が見えるような状態ではありませんでした。そこで、次に確認したのは、シンク下の排水ホースです。作業自体は大変にはなるのですが、詰まりを根本解決するためにもホース自体の取り外し作業を開始しました。取り外しには30分ほど要しましたが、やはりこの部分に原因があることがはっきりしました。お客様がおっしゃっていたスプーンが、排水ホースに引っかかっていたのです。また、予想通り、そのスプーンの表面はかなり汚れており、食事カスのようなものが付着しています。排水ホースからは、スプーンを取り除いた上で、専用の薬剤を使い内部の汚れを完全にきれいにした上で、元の位置に取り付けをおこない、作業完了です。お客様には、今回のようなケースが万が一また起きたときには、放置せずにできるだけ早く専門の業者に相談することをおススメさせていただきました。(すぐのご連絡であれば、排水溝が詰まる前に対処できる可能性があるからです)予定したより若干作業時間をいただき申し訳なかったのですが、これでまた、おいしい料理をつくっていただけます。今回のケースを通じて、地域の皆様の縁の下の力持ちとして、これからも一つ一つの作業をつづけることを再確認させてもらえました。
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