カレー店で、台所の水漏れを直しました。
朝食や夕食づくりに欠かせないキッチン。お台所で水のアクシデントが起こってしまうと、多くの方が驚いてしまい、頭の中が真っ白になってしまいます。今回は新宿区のお客さまのお住まいのケースを紹介いたします。
主婦の方なら、毎日立つことの多いキッチン。水をよく使う場所なので、少々の水漏れが起こっていても「気のせいかな?」とやり過ごしてしまう場合があります。度合いがひどくなってから「コレはいけない!」と思われる方も多く、意外にあなどれない場所です。お台所のトラブルも気付いたときに素早く直すことで、早めに修理できます。
レスキューにお伺いしたのは、インド料理のお店を開いている、パキスタン人の方のレストランでした。流しの下から水がジャージャーあふれ出ているとのこと。ランチタイムに間に合うように、朝の早い時間に直して欲しいというご依頼でした。
さっそく地図を片手にお伺い。日本語のとても流暢なコックさんが、出迎えてくださり、入口の奥にある厨房に入らせてもらうと、インド料理ならではの香辛料の香り。奥の鍋ではカレーを煮ている良い香りが。「こっちの流しの下で、水が流れてきてしまって…」とお客さま。たしかに台所の流しの下のタイルに、水が流れた跡があります。台所で起こりやすいのが、給水管や蛇腹ホースの損傷によるものです。さっそく見たところ、くねくねとした蛇腹ホースと排水管を繋いでいる部品が裂けていて、ここから水漏れが起こっているのが確認できました。
器具の間にゆるみが起こり、つなぎ目の部分から排水があふれ出しているようです。止水栓を回して水道をとめ、つなぎ目を取り外すことに。損傷のある箇所は比較的小さなものだったので、補修用の接着剤を使い穴を丁寧に埋めていきます。水が漏れないことを確認してから、先ほどの箇所に部品をとめていきます。接続が終わったら、止水栓を開けて水を流していきます。5分ほどテスト運転をしたところ、今度は無事に漏水が収まっていました。
「早い仕事でよかったです」ランチの仕込みをしていたシェフも、水漏れが直ったのを見て、笑顔になってくれました。お昼は行列もできるくらい繁盛するお店とのこと。ささやかですが小さなお手伝いができ、良かったです。
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