本日、お伺いしたお宅は、武蔵野市にある戸建ての住宅
武蔵野市といえば吉祥寺や井の頭公園なんかが思い出されますが、今回のお宅はそれよりずっと西側、武蔵境駅の南側に広がる住宅地の一角。この辺りも武蔵野市なのかと思いました。
目的のお家は、戸建ての住宅で、周辺には似たタイプの住宅が立ち並んでいたので、一緒に開発分譲された建売の住宅。建売住宅にしてはやや余裕のある広さで、駐車場と小さなお庭もあり、散水栓が脇に設置してありました。インターフォンをおして来訪を告げます。
中からは、40代かなっと思われる奥様が出てこられました。早速、説明をして水漏れのある台所へ。台所は、玄関を入った突き当りにあり、リビングと隣接したダイニングキッチン。わりと広いシステムキッチンが設置してありました。漏水箇所はシンクとのこと。激しい水漏れは見えなかったのですが、シンクには水が漏れていました。
水漏れの箇所を調べると、シングルレバー混合栓の付け根からのよう。水がかなり吹き出すので、シンク下の止水栓を閉めておられるとのこと。少し前から混合栓周辺が濡れていたらしいのですが、今朝、お子さまのお弁当を調理中に結構噴出したとのこと。普通の単水栓程度ならご自分で修理ができるとのことでしたが、どうしてよいかわからず連絡をされたようです。多少の知識があるかたのようで、シンク下の止水栓で漏水をとめてられました。
状況を確認、修理について説明します。場合によっては取り換えた方が安い場合もある旨を伝えて了解をえます。蛇口の故障で一番多いのは、水が出っぱなしで止まらなくなるというもの。今回はそうではないので、漏水している部分を探します。止水を開いてみると、レバーの付け根から水が噴き出ています。他に噴出してる場所はないか調べます。どうやら、ここだけの様です。
恐らく部品の経年劣化と、根元部分に何らかの衝撃があったのではないかと推測して説明しました。早速、混合水栓を分解します。やはりパッキンの劣化。ゴムが劣化して切れていました。ついでに、分解した部分のパッキンも全部取り替えておきました。
水道蛇口の水漏れの殆どはパッキンの劣化です。奥様に、パッキンの交換方法をお教えして、今回は終了。交換はご自分でも簡単にできます。部品代は数百円です。こういってはなんですが、業者を呼ぶと出張料がかかります。技術料を取る業者もいます。ばかばかしいので、よほどのことがない限りご自分でする事をお勧めします。ただし、混合栓の内部のセラミックカートリッジは専用工具が必要な場合もありご自分での修理は避けた方が賢明です。
今回の件は、基本料金のみとさせて頂きました。
水道の蛇口も経年劣化します。定期的なご確認とお手入れをお勧めします。
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