もしもトイレのタンクから水が漏れていたら?
こんにちは! 一人カラオケも映画も全然平気な「港区」担当スタッフです。
先日は仕事が早めに終わったので一人で「アクアパーク品川」へ行ってきました。
こちらは品川駅からすぐそば、都会の街中にある水族館ですが、最新技術を駆使してライトアップされたイルカショーが楽しめるなど、どちらかというと子供よりも大人が楽しめるかもしれないスポットです(展示物の視点が高めに設定されているので、ベビーカーのお子様からは見えにくいかもしれません)。
中では幻想的にライトアップされたクラゲや、たくさんの魚たちが泳ぐ様が見られる魚のトンネル、そして光と音のパフォーマンスが融合したイルカショーなど、見所が満載でした。
入り口も美しくプロジェクションマッピングされており、「インスタ映え」とやらも最高なのではないでしょうか?(私はインスタはやっていないですが)。
まあ、当然ながら周りはほとんどカップルでしたが、そんなことはいまさら気にしないのが「プロ独身」のあるべき姿です。
しかし職業柄、やはり水槽など水廻りのメンテナンスは気になりましたね。
【もしもトイレのタンクから水が漏れていたら?】
本日は港区在住のお客様から、
「家計簿をチェックしていたら、急に水道代が増えていた。
不審に思って確認したらトイレを使った後、いつまでも水の音がしていることが分かった」
とのご連絡をいただきました。
実はトイレは1回流すために多いものだと17~18リットル、最近の節水タイプでも7~8リットルの水を必要としています。
そのため、トイレのタンクには日ごろから大量の水が蓄えてあることになり、従ってトイレタンクにトラブルが起きると、水道代が大幅にアップすることも珍しくありません。
そこで、可能であればトイレの止水栓を止めておいてくださるようにお願いしてから、必要と思われる道具類をそろえて現場へ急ぎました。
さっそく問題のトイレを拝見したところ、やはりご指摘の通りトイレのタンクに問題があることが発覚しました。
そこで一度タンク内の水を流してしまってからふたを持ち上げてタンクを開けます。
トイレのタンクの中にはボールタップと呼ばれる浮き球や、ゴムフロート、ダイヤムフラムといった部品が入っています。
これらの部品はタンク内の水量を調節する働きをしていますが、毎日の使用によって徐々に摩耗していくので、定期的な交換が必要です。
部品の状態を確認したところ、ゴムフロートにゴミが詰まって真っ黒になっていました。
軽度の汚れであれば掃除すればよいですが、今回はかなり摩耗していたため、お客様の了承を得てから新しいものに交換したところ、無事に水漏れはストップしました。