国分寺市のトイレつまりの修理事例
東京都国分寺市のお客様からトイレの水の流れがいまひとつ良くないので点検、修理にきてもらいたいとのご依頼を受けました。国分寺駅から車で5分ほどの大変便利な住宅街にある一軒家のお宅でした。
早速トイレのつまりの様子を確認させていただくまえに、まず今までの状況について詳しくお話を伺うことにしました。トイレのつまりの要因は、何かをうっかり中に流してしまう事によって引き起こされるつまりが多いですが、そのほかにもトイレットペーパーを外国製のものに変えたなどの理由により水に流れにくい素材を使っていることでつまりを引き起こしてしまうことがあるのです。今回はお客様は、ご自身で考えても何か物を落としたりしたことは心当たりがないということでした。またトイレットペーパーも、ここ5年以上ずっと同じメーカーの製品を使用されているということでしたので、どちらも原因から除外することになりました。
トイレのつまりは便器の小さな排水口からでは状況が掴めなかったので便器着脱によるつまりの原因の確認をする必要がありました。まずはその施工についてご依頼者様へお見積もりを出させてただき、了承を得てから工事に入りました。便器着脱の作業になると、やはり作業コストも一般的なつまりの修理よりも、やや割高になってしまいますのでお客様のご理解は欠かせません。お客様ご自身も、ここ半年ぐらい何度もトイレがつまりを起こしておりその度に慌ててラバーカップで対処されていたようですが、今回はいくらラバーカップで吸引してもつまりは解消しなかったそうです。ですからお客様も今回は原因をはっきりとさせて完全につまりを直して欲しいとおっしゃっていただいたので、便器着脱作業を行いました。
便器を脱着してみると排水管の中に、結構な付着物が付いているのが目視できました。こちらのお宅は築17年ということでしたので、その17年間の経年の汚れがいつのまにか溜まってしまい排水菅を狭くしてしまったのでしょう。これらの汚れは排泄物に含まれる尿酸などが結晶化しさまざまな物が混ざることでスケール状になりそれがやがて固まってくるのです。それらの塊を全て削り取り綺麗にし、トイレを元どおりに設置しなおしました。最後に洗浄してみると、きちんと流れて行くようになったので修理は完了となりました。
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