東京都北区の住宅でのトイレ水漏れ修理事例
今回修理におうかがいしたのは東京都内は北区の一戸建てのお宅にお住まいのお客様でした。
まずは詳しくお話をうかがってみますと、水漏れに気づかれたのは1ヶ月ほどまえで、奥様がトイレを使った後に異様な音がしているのが気になったそうです。最初はあまり気にせず使用していたそうですが、あまりにそれが長く続くため、この時点で初めてこれは直して貰った方がいいのではと思われたそうです。もともとトイレは水を流して使用するものですから日頃からよほど気をつけていないかぎりは、問題を発見することは素人のかたでは難しいものです。見過ごしていると、いつのまにか水道代が高くなってしまう事もあり、そこで初めてトラブルが明らかになることが多いのです。
今回のお客様の場合は、水道代はそれほど跳ね上がっておらず、その前に異常を発見し速やかに水道修理のご依頼をされたのはとてもラッキーな事例だったと思っています。ともあれ緊急事態だという事と、お客様は普段なかなか多忙で時間を作ることが難しいというお話でしたので当日中に訪問させていただくことに。
まずは内部に使用されている止水関係の部品点検から開始です。通常トイレタンク内には様々な部品が組み込まれています。タンク内の水位を調節するのはオーバーフロー菅、ゴムフロート、ボールタップ、ピストンバルブ、浮き玉などがあります。それぞれが、うまく水を止めたり溢れたりするのを防止する働きを持っていますが、これらの一つでも劣化や破損によるトラブルが発生してしまうと、タンク内の水漏れにつながってしまうのです。
こちらのお宅の場合は、オーバーフロー菅が経年劣化により折れてしまっていることがわかりました。早速新しいものへの交換作業を行うことになりました。こういった部品は年中水の中に入っている部分ですから、劣化スピードがとても早いので、短ければ5年程度、長くても10年以内には常に新しいものに交換しておくことがベストです。そのためにも定期的な点検を行っておけば、トラブル発生前にしっかりと予防措置をとることができるわけです。
作業時間は1時間ほどで、他の箇所は現時点では特に問題がなかったのでこの日の作業は迅速に終えることができました
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