台所の排水のつまりでお困りのお宅へ伺いました台所の排水のつまりでお困りのお宅へ伺いました
毎日の生活中で、お風呂場、洗面台、お手洗い、台所などの「水回りに関するトラブル」に見舞われるケースは決して少なくありません。
特に小さなお子様やご高齢の方がいるお宅では、このような水回りのnトラブルが発生すると、日々の生活のリズムが大いに狂ってしまいます。
先日は、東京都北区にあるお宅の水回りのトラブルに対応するために出かけて行きました。
住宅街にあるこのお宅は6年ほど前に2世帯住宅に改築されて、1階には50代後半のご夫婦が、そして2階には30代の若夫婦が住んでいました。
今回のトラブルは2階に住む若夫婦の台所の排水管のつまりでした。
数日前から台所のシンクの排水の調子がおかしいとのことで、ここ数日は1階のご両親の台所を使わせてもらっているとのことでした。
水を出して排水具合を確認してみると、確かにシンクに溜まった水はなかなか流れて行きませんでした。ただし完全に詰まっているわけではありませんでした。
そこで専用の工具を使って、ドレンのつまりの原因となている汚れをとる修理を行いました。
実はこの若夫婦は3ヶ月前にお子さんが誕生して、それからはご主人がよくキッチンで料理をしていたそうです。奥さん曰く「男の料理で揚げ物が多いので、それが原因で詰まったのではないか
」とのことでした。
確かにプラスチックのように固形に固まった油分を含んだ汚れが、ワイヤーブラシに付着してきました。若夫婦はその汚れを見て「うわっ」と驚いていました。
ご主人は揚げ物の油を、そのまま捨てたことが数回あったとおっしゃっていました。
ちなみにキッチンのシンクの排水口のつまりの原因としては、指輪やヘアピンなどの異物が落ちた、または油による汚れが最も多くなっています。
今回のケースでは頑固な汚れを取り除いた後に、高圧洗浄機で排水管内を洗浄して作業を終わらせました。排水口のつまりとしては中程度だったので作業は30分ちょっとで終わりました。これで気になるシンクの匂いも解消されました。ご親切にお茶とお菓子を出して下さったので15分ほど赤ちゃんを囲んで子育てなどについておしゃべりしてから会社に戻りました。
久しぶりに赤ちゃんと接したので、私にとっても楽しい仕事となりました。
最近は男性も積極的に料理をするようになりましたが、シンクの手入まできちんとする方はまだ少数派です。
排水口のつまりで慌てないように、日々の生活で排水口に汚れをためないよう、定期的に専用のクリーナーを使用する、油がついた食器やお鍋を洗う前に、新聞紙などであらかじめ汚れを拭き取っておくなどの、心遣いは欠かせません。
また男性の場合には、自分で排水口の詰まりを治してしまう器用な方もいますが、素人技で逆に状況を悪化させてしまう方もいるので、注意が必要です。
軽度の水回りのトラブルなら自力に治せるでしょうが、中度以上のトラブルが発生した場合には、やはり知識のある人にまず問い合わせるのが無難です。
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