板橋区で洗面台つまりを対処
今回洗面台の流れがとても悪くなってしまったとご連絡をいただいたのは、東京都板橋区のご家庭です。どうやら何となく原因が分かるらしく、3ヶ月ほど前に洗顔中誤ってネックレスをボウルに流してしまったそうなのです。その時は完全に下水管へ行ってしまったと諦めていたけれども、最近になり上記の症状が起き始めたため思い出したとの事。
必ずしもそれが原因だとは限りませんが、その可能性も多いにあるので、早速お伺いすることにしました。
到着したのは一戸建ての2階建て住宅で、1階の風呂場近くの洗面台がその現場でした。ネックレスを流した直後は特に問題は無かったそうですが、序々に流れが悪くなり、今ではすぐにボウルいっぱいに水が溜まってしまいます。少し待っていると序々に引いていきますが、これでは明らかに使い物になりません。
もし落下物が原因だとすると、業務用の薬品を使っても効果は望めません。そればかりか、金属と化学反応を過敏に起こしてしまい最悪の場合排水管を痛めてしまう可能性があります。
下の収納部分を開けて内部を確認すると、P字トラップ式のパイプでした。そのマガリ部分にネックレスが引っ掛かっており、そこに更に髪の毛などが絡んでつまっているのかも知れません。確かなことは実際に取り外して中を見てみないことには分からないので、汚れ対策として付近を養生した後、慎重に器具を分解していきました。すると、金属と思われる物体とそれに絡む髪の毛などの塊がありました。これが今回のつまりの原因なのは間違いなさそうです。
排水管の中から直接その塊を取り除き、ブラシによる洗浄も丁寧に行いました。
やはりネックレスでしたが、素材は18金とプラチナが使用されており、磨くと錆びもなく綺麗な状態でした。
外した排水管を元に戻し、問題が無くなったことを確認していただきまして、今回の洗面つまり対応は完了です。排水管を外すという比較的大掛かりな作業になりましたが、全部で1時間半程度で終了しました。最後に、またネックレスなどを流してしまうことのないように、洗面台の排水口部分に目の細かい水切りを用意して置いておくことをおすすめしておきました。
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