中央区でキッチンの防水処理を直しました。
魚の骨抜きをしたり、レタスを水洗いしたり、毎日フル稼働しているのが台所です。蛇口や流し・排水管などで異変が起こると、ポタポタやジャージャーといった水漏れも。のんきに料理をしていられなくなります。今回は中央区で台所の水漏れを対処したケースを紹介します。
台所の水回りに、よく使われているのがシリコンコーキングという素材です。これは水漏れを防ぐために開発されたもの。ご家庭では蛇口と壁をつなぐ部分・シンクと壁をつなぐ部分などに使われていることが多いです。すき間を埋めることで、普段は水が下に流れるのを防いでくれています。
それでも実は1度塗ったらそれで終わり…ではなく、定期的に交換が必要な場合も。マテリアルの寿命はキッチンの場合、15年~20年。それ以上経っている場合は、強度が弱くなり水漏れの要因になってしまうので注意した方がよいです。
◇台所水漏れでお悩みの、お客さまの所へ
「台所の蛇口をひねると、流しの下にチョロチョロ水が垂れていってしまい…困っています」50代の主婦の方から、ご相談をいただきました。お住まいは中央区の閑静な住宅街。築30年になる一戸建てに、ご主人と一緒にお暮しだそうです。台所は1階の居間のおとなりにありました。昔ながらの木製のキッチンです。
ガス給湯器が付いている2口の蛇口をひねってみると、たしかに壁をつたってシンク下に水がこぼれていくのが確認できました。よくよく見てみると、流し本体と壁のタイルをつないでいる目地部のコーキングが剥がれているのがわかりました。流しで水を使ったときに、はねた水がわずかなすき間から流しの下に漏れていたようです。
やはり寿命の20年をとっくに過ぎていたので、新しい物に取り替えることに。業務用のカッターを使い、古く固まったシリコンを切り取っていきます。すっとナイフを入れると、スルスル剥がれていきました。ヘラを用いて、細かい破片を取り除きます。古い物が取れたら、専用ガンを使って新しいコーキングを投入。乾くまで少々お時間をいただき、作業は終わりです。「ずっと気になっていたので、サッパリ解決して良かったです」と奥さま。お時間はいただきましたが、水漏れのないピカピカのお台所に生まれ変わって本当に安心いたしました。
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