台所の排水管のつまりを解決
昼休みが終わり、午後からのスケジュールを確認していると、1本の電話が入りました。30代前半くらいと思われる女性からで、会話の途中に小さな女の子の泣き声が聞こえてきました。お話によると、台所の排水の調子が悪いようで、水がまったく流れなくなったということでした。1週間程前からつまりの兆候はあったそうですが、少し時間が経つと流れていたことから、気にはなっていたものの、そのまま使い続けられていたようです。それが今日になって、状況が悪化したようです。ご説明を伺った後に、急ぎの修理が可能かどうかと聞かれました。今日はお子様の4歳の誕生日で、パパの帰宅後にパーティーの予定をされていて、ご馳走を作る準備があったからのようです。先程見たスケジュールではすぐに伺えそうだったので、そうお伝えすると、少しホッとされていました。
教えていただいた美浜町ご住所には、何度も修理で訪れている地域だったこともあって、近道を通り、お電話を切ってから20分もかからずに到着。お客様は、まだ真新しい10階建てのマンションの7階にお住まいでした。玄関でご挨拶を済ませ、台所に案内していただく途中、リビングのソファでお子様がしょんぼりした表情で絵本を見ていました。お客様によると、電話をいただいた時は自分の誕生会が中止になると思ったようで、ずっと泣いていたそうです。点検をさせていただいたところ、排水管にギッシリ野菜クズがつまっていて、水の流れを遮断していたのが判明しました。
状況を説明させていただき、高圧洗浄という作業でそう時間がかからずに解決できそうなことをお話すると、お客様以上にお子様が喜ばれました。少しでも早く完了しようと、急いで排水管にセットして洗浄を開始。つまりの量が多くなかったこともあって、作業開始から10分くらいで野菜クズの塊が流れ出てきて、洗剤のヌメリも呆気ないほど早く除去することができました。お客様に確認していただくと、何度も何度もお礼の言葉をいただきました。お子様も修理が終わったのが分かったのでしょう、ソファから台所に走ってきて、お礼の印だったのでしょう、私にニコニコした表情でペコリと頭を下げました。これからお客様は、機嫌がすっかり直ったお子様を喜ばせるために、料理を再開されるのでしょう。
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