トイレタンク内が原因のトイレ水漏れ修理
トイレの水漏れでお困りというご連絡をいただいたのは那須烏山市にお住まいのお客様でした。流していないのにトイレ内に水がチョロチョロと漏れているのだそうです。この状態で他のトイレも含めて普通に使用してよいのかわからず、トイレに行けずに困っているとのことでした。トイレトラブルは下手にいじってしまうと悪化してしまう恐れもありますし、かといってトイレに行けないという状態は非常に困ってしまうものです。幸いなことにスケジュールに空きがあったため、すぐに向かって修理をすることにいたしました。
今回作業するのは築11年の2階建て一軒家です。家族構成は旦那様と奥様、小学生の3人のお子様という5人家族です。お手洗いは一階と2階の両方にあるとのことで、水漏れが発生したのは2階のトイレだとのことです。念の為一階のトイレを先に簡単に確認しましたが、特に問題はなさそうでしたのでもしトイレに行きたいのであれば作業前にお使いくださいと伝えると、在宅中だった二人のお子様がこぞって使用していました。言いつけを守れる良い子達だなと思ったものです。
作業内容の説明などをあらかた済ませて、修理をはじめます。2階のトイレは確かにチョロチョロと水が便器内に流れているのが確認できました。便器の中に水漏れが発生するということは、ほぼ確実にタンク内のゴムフロートが原因でしょう。ゴムフロートというのは水を流すレバーを操作することで持ち上がり、タンク内の水を便器に流す重要な役割を担っているパーツです。この部品に不具合があるということはすなわち、正しく栓ができていないということになりますから、水漏れの原因となる、という仕組みです。
早速トイレタンク内を確認してみることにします。止水栓をしめ、水をすべて抜きました。内部は一度も掃除をしたことがないということで汚れていましたが、許容範囲内であるといえます。
事前に目星をつけておいたゴムフロートをチェックすると、やはり破損しているのがわかりました。2階のトイレは子どもたちが少し乱暴に使っているというお話でしたので、劣化するのが早かったのかもしれません。すぐに新しいものに交換しました。
ゴムフロートは自力で交換することも可能ですが、鎖の調整などに意外と難航する可能性もあります。お困りの際には是非一度ご相談ください。
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