トイレのつまりを20分で解決、お客様は手を叩いて喜ばれていました
5日程前から、寒い日が続いていました。昼食を終え、午後からの仕事に備え、もう1枚Tシャツを着込もうかと迷っていたところ、電話が入りました。声の感じから70代くらいと思われる女性からで、かなり慌てられたご様子でした。お話を伺うと、トイレがつまり、まったく水が流れなくなったそうです。訪問時間のご相談をさせていただくと、早く解決されたかったのでしょう、恐縮されながらも、すぐにでも来ていただきたいということでした。最短で3時間後に伺えそうなことをお伝えすると、とても喜ばれていました。
教えていただいていた那須烏山市のご住所に向かう途中、気温が下がってきたようで、雪が降ってきました。お住まいは4階建てマンションの1階で、後から聞いたお話によると、40程前にご主人が気に入られて新築で購入され、間取りは2LDKだそうです。お客様はとてもきれい好きのようで、室内はピカピカに磨かれ、塵ひとつ落ちていませんでした。また、2年前ご主人を亡くされてからお一人暮らしをされているそうで、今回のようなトラブルに遭遇すると、大小にかかわらずオロオロされるそうです。点検の前に事情を伺うと、トイレットペーパーを切らしてしまったものの、ここ数日の寒さで買い物に行くのが億劫になり、代用でティッシュペーパーを使われていたようです。ティッシュペーパーは、トイレットペーパーに較べて水に溶けにくいことから、つまりの原因になります。調査をさせていただいたところ、排水管にティッシュペーパーと思われる紙の塊がつまり、水の流れを遮断していました。
状況を説明させていただいたところ、修理が可能なことが分かったからでしょう、ホッとされた表情をされていました。最悪はトイレ本体の交換をお考えのようでしたから、安心されたのもうなずけます。また、高圧洗浄という作業で1時間もかからずに完了できそうなことをお話すると、さらに安心されたようです。排水管にセットしてスイッチを入れると、すぐにティッシュペーパーと思われる紙の破片が流れ出てきました。つまりの量はそう多くなかったようで、作業開始から20分程ですべての除去が終わりました。お客様にタンクのレバーを捻り、水がスイスイ流れていくのを確認していただくと、手を叩いて喜ばれていました。
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