静岡県三島市でウォシュレットが故障したら
こんにちは。
昔友人に「鈍行電車で旅をしていたが、いつまで電車に乗っていてもずっと静岡県内を走っていて、一体静岡県はどうなっているんだ」と問われ、内心「知らんがな」と思った生活水道センター技術職社員です。
現在私が働いている三島市は静岡県の東はしにあり、中京圏というよりは完全に関東圏に位置するまちです。
北には富士山、そして東には天城や箱根といった山々に囲まれています。
また、新幹線の駅や東名高速もあって、交通の便もよく、新幹線を利用すれば品川まで40分以内でいくことも可能です。
では、もし三島市内において、御家庭のウォシュレットが故障かなと思ったらどうしたらよいでしょうか。
先日ご依頼をいただいた三島市内のある御家庭では、ウォシュレットのちょっと変わった故障に悩んでいらっしゃいました。
ウォシュレットのトラブルといえばたいてい電気系統トラブルや水もれが挙げられます。
ところがこちらの御家庭では一時、
「トイレになにかがとりついている?」
と大騒ぎだったとか。
取りあえずご自宅にお伺いし、詳しい症状を聞いてみました。
すると、早朝や夜中など、トイレを誰も使用していないはずの時間帯に、トイレから妙な音がするというのです。
この怪奇現象に、御家族はみんなで震え上がられたそうですが、やがて原因が判明しました。
実はこの御家庭のウォシュレットは、蓋がオートで開閉するタイプです。
ところが、なんと誰もトイレにいないときにも、勝手に蓋が開け閉めされていたのだそうです。
どうやらセンサー部分にトラブルが起きたみたいです。
昨今のコロナ禍の影響もあり、便器の蓋に手をふれることなく用が足せる自動開閉機能付きウォシュレットは、人気が高まってきています。
ただ、この機能がついていますと、掃除のときには電源を切らないと手を挟まれる危険がありますし、やや壊れやすいという噂も聞いています。
そこで、ウォシュレットの状態をひととおり確かめてみましたが、電気系統などに異常は見られませんでした。
そして、私たちが出した結論は、最近暑くて、トイレ内の室温が30度以上になることが多いので、それが誤作動を引き起こしているのではないかということです。
なぜならば、ウォシュレットの自動開閉は人の体温を感知して蓋が開いたり閉じたりする仕組みであるからです。
気温が体温なみに上がると、だれもいないのに「誰かいる」と感知して動いてしまうのかもしれませんね。
ただ、もしも本当にセンサーそのものや電気系統の故障が起きているのであれば、速やかにメーカーさんなどに相談されることを御進めします。