静岡県田方郡函南町で洗濯のつまり解消事例
静岡県田方郡函南町にお住いのYさん(40代)からのご依頼で洗濯排水のつまり解消工事についてです。
ご家族構成はお子さん2人の4人暮らしでした。
Yさんのお宅のようにお子さんがまだ小さい場合は洗濯物の中にたくさんのゴミや異物が入ってしまうことが多いようです。特にコインや衣類に入った石、おもちゃ等をそのまま洗ってしまうと詰まりの要因になります。
まず、現状確認してみると洗濯パンの中に排水がたまった状態でした。洗濯機本体から出ている排水ホースを見てみると異常は見当たらなかったので、洗濯パンに付属している排水トラップおよび排水管に異常があると判断しました。
続いて洗濯機を洗濯パンから降ろし、トラップを解体します。
最近はやりの斜めドラム式洗濯機だったのでかなり重量があります。一人では厳しいので二人での作業をお勧めします。
洗濯機を降ろし排水ホースを取り外します。通常は付属のエルボジョイントとホースバンドによって接続されているのでそれは工具なしで取り外すことができます。
続いてトラップ部の解体です。網目状のふたを反時計回しに回すと取れます。通常なら。
しかし水垢やごみが隙間に詰まって固着すると手ではなかなか回りません。今回もプライヤーなどを使って樹脂部が折れないように気を付けながら回しました。
そして中にあるトラップ部を取り外します。大抵ここに異常がある場合が多いです。案の定この現場でも髪の毛やお子さんのおもちゃの破片?のようなものがそこに引っかかっていて流れをかなり妨げている様子でした。
トラップと洗濯パンの排水部をきれいに掃除し、最後にパイプ洗浄剤(ピーピースルー)を流し管洗浄をします。かなり強めの薬剤ですので換気やマスク着用が推奨されています。
そして最後に元通りにトラップを戻します。
難関は洗濯機を元に戻すときに排水ホースを接続することです。かなりの重量がある洗濯機を持ち上げながら差し込むのは至難の業です。二人以上の作業はこの時も必要だと思います。
試運転して、異状なく排水されることを確認して作業終了です。
通常はこれで洗濯つまりは解消しますが、これでも直らない時は排水管自体の問題があるかもしれません。
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