子供の悪戯でトイレがつまり、高圧洗浄で解決
お客様、お子様は安心されていました。午後からの現場の準備をしていると、お問い合わせのお電話が入りました。トイレがつまり、使用することができなくなっているようで、急ぎの修理が可能かどうかということでした。声の感じから30歳前後と思われる女性で、かなり慌てられているご様子でした。お話によると、ママ友と電話でおしゃべりをしていた10分程の隙に、5歳になったばかりの男の子がトイレに新聞紙やチラシを持ち込み、千切って丸めながら便器に次々に流す悪戯をしたそうです。夢中になって続けているうちに排水口がつまり、電話を終えたお客様のもとに泣きながら駆け寄ってきたということでした。男の子に手を引かれ、トイレに行き、便器を覗いてみると、水位が上がった水の中に大小に丸められた紙がプカプカと浮かんでいたそうです。お客様にとっては信じられない光景だったのでしょう、男の子を叱るのも忘れて、すぐに電話をされたということでした。住所を伺うと、浜松市西区ということでした。偶然なことに午後の1軒目の現場のすぐ近くで、車で5分もかからない距離です。スケジュールを確認したところ、2件目の現場まで時間が空いていたことから、1軒目の現場が終わり次第、訪問できそうだったのでそうお話すると、ホッとされたようです。
浜名湖の東側に位置する西区は、舘山寺温泉や弁天島温泉、また動物園やフラワーパークや浜名湖ガーデンパークなどが点在し、我が家の家族サービスには欠かせないエリアです。お客様のお住まいのマンションは、建設中に何度かその前を通っていたので、迷う心配もありませんでした。予定の時間よりも30分くらい早く到着し、お客様に玄関でご挨拶を済ませると、不安そうな表情をされていたこともあって、すぐにトイレに案内していただきました。点検をさせていただいたところ、お電話でのお話の通り、便器の中に新聞やチラシを丸めたと思われる大小の紙が浮かんでいました。排水口を覗いてみると、ギッシリと紙がつまり、水の流れを遮断しているのが明らかな状況でした。
状況を説明させていただくと、お客様は間髪を入れずに今日中にトイレの使用ができるようになるかどうかを質問されました。紙は大量につまっていたものの、高圧洗浄という作業で30分もかからずに解決できそうなことをお伝えすると、安堵の表情を浮かべられました。お客様から少し離れたところで泣きべそをかきながら心配そうに様子を見ていた男の子は、反省しているようでした。洗浄を始めると、すぐに大小に丸められた紙クズが次々に流れ出てきました。驚いたのは、そのボリュームです。よくも短時間の間にこれだけの紙を千切っては入れ、千切っては入れを繰り返せたものだと感心するほどでした。それでも作業を続けて20分くらいで、すべての紙が流れ切りました。お客様、そして男の子に確認していただくと、おふたりとも安心された表情をされていました。
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