松江市でのトイレつまりトラブル

松江市でのトイレつまりのトラブルのご相談でした。相談者様は築年数15年の中古マンションを購入後にお住まいということでした。まだマンション専有物ではリフォームを終えたばかりだというご事情のために、今回かなりのショックを受けておられたようでした。家主さん曰く、トイレの水はトイレ使用後に流れないわけではないですが、流れにくい傾向があり使いずらいとのこと。トイレ、お風呂場、洗面水回りのリフォームを済ませているのに、なぜだろうか、おかしいな、とのことでした。早速ご都合の良い日時にご自にお伺いしますと、屋内の各部屋の壁紙から床下に至るまでに大変美しくリフォームされており、新築マンションそのものにみました。点検後には今回の排水つまりは屋内には異常が見たらず、排水管のダブルトラップという状況に考えられました。リフォーム後によく起こるトラブルの一つですが、リフォームを施した業者さんの工事ミスと言ってもいいくらいです。一般的にいうと、家主さんからは目では見えない部分の工事だからいいだろうとダブルトラップに気がついていたとしてもそのまま放置した場合や、リフォーム業者が知らないままで工事した、などのケースがあります。後者の場合はよほどですが、地方でも都心部でも起きてないことはありません。過失か故意的であるかは置いておき、原因がおおよそ特定できたため依頼者様に説明、一旦ご家族様で検討してみるという返事をいただきましたので、ここで終了して物件をあとにしました。リフォーム後ということですでにお支払いも済ませているそうです。依頼者様にとっては大変ショックな結果となったようですが、ダブルトラップの被害は多い方です。ダブルトラップ自体はリフォーム業者は良く知っているトラブルですが、リフォーム業者が知らないと通す場合他の専門業者を当たるべきです。中古物件をリフォームするときにはこのような点に注意を払っていただくよう、ダブルトラップの認知を広めていただく方が良さそうです。