琵琶湖の北東岸に広がる長浜市は長浜城の所在地として有名です。戦国時代の史跡も大変多く、年間を通じて多くの歴史ファンが訪れています。
厳しい冬がようやく終わり桜の開花が待ち遠しくなる3月下旬某日、午後の担当エリア巡回中受付より急にトラブル解決の依頼が飛び込んできました。場所は市中心部に近い住宅街。営業車を10分程走らせ依頼のあったお宅に到着すると、既に玄関の外でお客様が待ち構えておられました。「自宅にトイレが一つしかなく急ぎ直して欲しい」と言われ2階建て住宅の1階奥に案内されドアを開けると、ほぼ一杯まで汚水が溜まった洋式便器が目に飛び込んできました。
「トイレつまりが発生したのは午後に入ってすぐ。汚物の量が多く念入りにトイレットペーパーを使ったところ、あまりに多すぎたのか突然つまってしまった。ラバーカップでも解決出来ず困っている」との事。不溶性の紙は一切使っていなかった為、軽い点検の後、営業車備え付けのローポンプでつまりを一気に破砕、押し流してしまう事にしました。
トイレットペーパーによる単純な紙つまりであれば、多少程度が重くともローポンプで解決可能なケースが多くなります。便器の底にポンプの先端をしっかり押し当て、力を入れレバーをストロークさせ続けると、破砕が進んだのか少しずつレバーが軽くなり、水が抜けるゴボゴボという音も聞こえ始めてきました。更に続けると本格的に流れ始め、溜まっていた水位がみるみるうちに下がり元通りに。試しに排水してみると、今度は支障なく便器に吸い込まれていきました。
養生を取り外して便器周りを綺麗に清掃し、改めて仕上がりをお客様立ち合いの元確認。透明感を取り戻しスムーズに流れる様になった排水を見て、不安一杯だったお客様にもようやく安堵の笑顔が戻ってきました。
近年の便器は排水の流路が細く複雑となっているケースが多く、大量のトイレットペーパーを一気に流すとつまるリスクが高まります。汚物の量が多くなってしまった際は、数回に分けて流す等の工夫をした方が安全です。
施工日 | 2024年05月15日 |
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エリア/担当店舗 | 長浜市 |
症状 | トイレつまり |
お見積もり料金 | 8,000円 |
施工料金 | 8,000円 |
施工時間 | 1時間 |
使用年数 | 27年 |