彦根市の洗面つまりトラブル

滋賀県の彦根市にお住まいの方から古民家にある洗面が詰まっているのでなんとかして欲しいとのご相談です。彦根市の歴史を感じる古民家でした。どうも家主の話によると数年前に木造住宅から古民家風の外観へとリフォーム。古民家風の建物に造り替えているとのことでした。外観、中共に古民家風に風情を感じさせる物件となっていますが、驚くことにお手洗い設備にもこだわりが感じられました。まず環境にやさしい手法を取り入れているとのことから昔の汲み取り式を現代風にしたようなトイレ。手洗い場も洗面は環境重視の材質です。水の流れは蛇口からも排水口からも少量ずつのようでした。水道ではなく井戸水をひいているとのこと、水量も水を大切にするために少量ずつとのことでした。またお手拭きですが、手洗い後は再生紙で拭き取り、紙をカゴに捨てるという仕組みです。これには驚きました。リフォーム後数年しか経過していないとのこと…。水がチョロチョロと少量しか流れてゆかない排水口でつまりが起きているとの相談でした。排水管も金属製で得にホコリや砂などの異物が流れている様子はなく、経年劣化の様子もありませんので原因特定が難しい例でした。しかし排水内部を見て、女性の髪の毛が排水口に流れ込み詰まっているとの判断すぐに取り除く作業へ入りました。おそらく洗面で女性が髪の毛をかきあげたり、くしでとかしたりしたのでしょう。女性の髪は長く詰まりの原因となりやすいのです。洗面の髪の毛はこまめに拭き取る方が衛生的でつまりの原因にもなりにくいことをお話ししています。特にお子様がいると髪の毛が落ちやすい環境になりますが、つまり対策は排水管以外のお掃除からも必要です。所要時間を1時間と若干長めに費やしています。珍しい洗面システムのお宅ですが、古民家立ち並ぶ彦根市らしさが感じられた物件、彦根市には古民家ではなく古民家風にリフォームされた物件が見受けられます。中は意外と現代風の構造で機密性高く、住みやすくできているようです。