先日は所沢市のお客様からご依頼をいただき、お風呂詰まりの修理に伺いました。
所沢駅から車で10分程のところにある築33年の木造家屋で、水周りは10年ほど前にリフォームしたとのことでしたが、しばらくメンテナンスをされていなかったご様子で、やや悪臭が漂っており、またパッと見ただけで市販品の排水用の薬剤では汚れが落ちないレベルまで達しているように見えたので、電動のトーラーを使いゴシゴシとこすってへばりついたヘドロを除去していきました。業者だから簡単に汚れを落とせる薬剤があると思われている方も多いかもしれませんが、基本は地道な汚れの除去作業を続けて綺麗にするだけなのです。
お風呂場の排水溝は、洗い流した後の髪の毛やせっけんカス、シャンプーやボディソープ、 体から出る皮脂などが溜まりやすく、加えて排水溝の奥のほうにはヘドロ系の汚れが蓄積されてしまう場所でもあります。
今回のお客様宅の下水管の奥には明らかにヘドロの塊がへばりついておりました。悪臭を出しすいので、まめにお掃除を行って詰まる元となるものを小まめに排除しておく必要性があります。
今回のお客様のようになる前に予防方法をご紹介させていただくと、一番簡単で定期的に続けやすいのは市販の排水溝洗浄剤などを2週間に1度程度を目安に使っていただくことです。 少しサボってヘドロが粘り着くと、市販洗浄剤でも溶かせない状態になってしまうので、もしそうなった場合には、ホームセンターなどで排水溝専用のヘドロを除去するワイヤーを購入して、地道に削り取っていくしかなくなります。臭いししんどいし、まれに排水溝の中の配管を傷つけてしまうこともあるので、もしそうなったら我々プロの業者にお任せいただくのもひとつの手段ではあります。
すっかり綺麗になった排水溝を見て喜んでいただけるのは嬉しいのですが、リピーターにはなってほしくないものですので、お客様ご自身でできるアフターメンテナンス方法もしっかりお伝えしました。
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