白岡市の見どころは7月に入ると、しらおか味彩センターでは古代蓮が咲き始め、見ごろを迎えます
聞くところによると、今から1200年程前の平安時代の頃の品種だそうです。開花時期は1カ月間で、毎年一度は家族で鑑賞に出掛け、センターに入っているそば屋で昼食を取るのがお決まりのコースになっています。
休みの前日、明日は古代蓮を見に行こうかと考えながら帰り支度をしていると、1本の電話が入りました。ご高齢と思われる女性からで、トイレが詰まり、今から修理をしていただけるのでしょうか、ということです。かなりお困りなのが、声の調子で分かりました。すぐに伺った住所に伺うと、15分程で閑静な住宅街に建つ、ひと際大きな平屋建ての一軒家に到着。玄関口で待っていてくれたお客様は、遅い時間の修理を恐縮されながら、リビングに案内してくれました。お花が好きな方なのでしょう、テーブルの上には季節の花が飾られていました。
ソファに座らせていただき、詰まってしまった経緯を伺いました。要約いたしますとロールのトイレットペーパーを切らしてしまい代用でティシュペーパーを使われていたということでした。お一人暮らしで、3週間前に足を捻挫してしまい、買い物に行くことができず、使い続けていたところ、電話をされた直前に水がまったく流れなくなってしまったということでした。ティシュペーパーは、水に溶けにくい性質があり、トイレ用としては適しません。数回でも少量ですと上手く流れてくれることはあるのですが、多量に使い続けると、詰まってしまう確率が高まります。今回のケースは、限界を超えてしまったのだと思われます。
トイレへと案内していただくと、トイレットペーパーホルダーは空になっていて、隅の方にボックスティッシュが置いてあるのが見えました。点検をさせていただいたところ、すぐに紙の塊が詰まっているのを発見。状況の説明後、高圧洗浄の作業を提案させていただきました。ご了解をいただいたので、すぐに洗浄を開始。するとティシュペーパーと思われる紙が次々と出てきて、アッと言う間に作業は完了。時計を見てみると、30分もかかっていなかったようです。お客様にキチンと排水されていることを確認していただくと、ホッとされていました。そして、思われていたよりも短時間で修理が終わったことに、感謝の言葉をいただきました。
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