坂戸のトイレ水漏れ
坂戸市では例年、8月に入ると、下旬に2日間にわたり開催される「坂戸・夏よさこい」の話題で持ち切りになります。私も以前に踊子として参加したことがあり、思い入れの強いイベントといえるでしょう。仲のいい同僚と、来年か再来年には、社内で連(チーム)を作ることを計画していて、昼休みにはその話で盛り上がりました。
話がひと段落したころに、1本の電話が入りました。ご高齢と思われる女性から、トイレが水漏れをしているということで、修理のご依頼でした。
かなり急がれていたみたいで、今日中に来てほしいとのことでしたが、これからすぐ向かいますとお伝えすると、逆に病院等の用事があるので、午後にしてほしいと言われてしまいました。
教えていただいたご住所に30分程で到着、ご入居されている8階建てのマンションの1階の奥の部屋に向かいました。
玄関で迎えてくれたお客様にご挨拶をし、言葉を交わしてしているうちに、不安が少し和らいだのでしょう、お電話のお声よりも張りがあったような気がしました。リビングに通され、お話を聞くと、3年前にご主人を亡くされてからお一人暮らしをされているそうです。
今回のような水回りのトラブルや電気製品の故障が、一番お困りだと話されていました。
問題の現場に案内していただくと、便器の中にチョロチョロという感じで、水が流れ続けている状態でした。
給水している音が止まらないことから、水漏れの原因は間違いなくタンク内です。上蓋を開けて、内部を覗いたところ、ゴムフロートの劣化が激しく、水漏れの原因だったことが判明しました。
お客様に状況を説明させていただき、部品の交換で解決することをお伝えしたころ、とても喜ばれていました。修理不可能な故障だと思われていたらしく、
トイレ本体の交換も覚悟されていたからのようです。提出させていただいたお見積りも、思われていた半分以下だったようで、再び喜ばれました。すぐに作業に取り掛かると、部品の交換だけということもあって、20分程で完了したと思います。お客様に水がしっかり止まっているのを確認していただくと、安心された表情で、何度も何度もお礼の言葉をいただきました。
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