今日はお年寄りの一人暮らしのお宅へ伺うために、さいたま市南区に突撃です。
一人暮らしのお年寄りは、とにかく不安が先立つので早めに現場へ向かうのが鉄則！
それだけでも年配のお客様には大いに喜んでもらえるわけです。
さて、さいたま市南区は本当に平らな土地柄で慣れない道もドライブしやすくていいですね。
もう少し西側には荒川が流れているはずだし、この季節はランニングしたら気持ちよさそう。
と考えながら、お客様のお宅へ到着しました。
住宅地ですから困ったらお隣さんへ声をかければいいのにと思いがちですが、このご時世はなかなかそうもいきません。
コロナもあり、遠慮してしまう傾向に。
健全なご近所付き合いのためにも、早く終息してほしいものです。
さて，肝心の修理の現場はトイレです。
ほとんどのお宅の場合も同様ですが、トイレは北側でちょっと薄暗いところにあります。
そこで発生する水漏れは、ジメジメ感がアップするので本当に不気味。
こちらのトイレの床は板張りなんですが、漏れた水が板をじっとりと濡らし、このまま放置していたら完全に床がダメになってしまったケースです。
連絡してもらって大正解でした。
水漏れ自体は軽微なもので、よくみるとタンクとパイプのつなぎ目部分からじわっと染み出しています。
このほんの少しの水分が家のダメージを少しずつ広げる要因。
つなぎ部分のナットをキュッと絞めて、しばらく様子を見ます。
その間に床の水分をきっちりとふき取って、乾燥させないと駄目なことを説明しました。
また濡れると困るからと雑巾などを床に敷く方法を選択するのは絶対に止めましょう。
床が傷みます。
ナットを絞めたお陰で、水がじんわりと滲みてくることもなくなりました。
原因を説明したところ、トイレの故障ではないとわかって安心したご様子。
「家がダメになるんじゃないか」とだいぶご心配だったようで、涙目で感謝されました。
終の棲家が傷むのは本当に辛いもの。
「ほんの少し」と思ったものでも、修理は早めが基本です。
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