さいたま市北区のお客様よりトイレ内で水漏れ
気が付くと床に水が漏れだしているという事でした。
トイレの水漏れ原因は色々あるので大体の見当はついても実際に見てみないと分からない部分も多いのでお客様のご都合に合わせてご自宅にお伺いする事になりました。
当日車を走らせていると街の中に温泉というか入浴施設が多数ありました。中には、カフェと入浴施設が融合している新しいスポットもありました。
そして、ショッピングモールも多く買い物にも大変便利だなとおもいました。
のどかな雰囲気で適度な緑もあるので良い天気だった事もありご家族やカップルでお散歩している方も多く見られました。
お客様のご自宅は住宅街を奥に進んだ場所にあり昔ながらの民家が立ち並んでいました。駐車場に停めさせてもらいインターフォンを鳴らすと中から優しそうな高齢のご夫婦が出迎えてくれました。
はじめは、床が濡れていたのは、汚い話ですが尿が飛び散ってこぼれたものだと思いこんで、水漏しているなどとは思いもしなかったので、奥様が毎回掃除をして済ませていたそうです。
そのうち、掃除をし終わって何気にレバーをひねって水を流してみるとまた床に水がにじんできたので、これはどうも尿でもなさそうだという事を確信しました。
その後は、雑巾を床に置いていたごまかして使用されていたそうです。
トイレ床を確認するとだいぶ傷んでいるようで、ぶよぶよしてしまっていました。
戸建で一階でしたので階下への漏水の心配はありませんでしたがこのままにしておくと床が抜け落ちたりして大変です。便器を外してどこが原因かを確認する事になりました。
大掛かりな作業なので一旦、周りを養生して水道栓を止めてから作業に入ります。
便器を外してみると床フランジのピーシールが酷く劣化していたのでこれを交換しました。
今回は、便器自体にヒビ割れ等はなかったのでこれだけで大丈夫なはずです。
交換できたら取り外した時とは逆の手順で便器やウォシュレットをもとに戻します。
水を貯めて流してみましたが水漏れはぴたりと治まっていました。
念のためしばらく時間を置いて再度確認しましたが大丈夫でしたのでこれで作業は完了です。
お客様からも原因が不明で不安だったしトイレを買い替えなくて済んで良かったですと喜んでいただけました。
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