鴻巣市のパッキン劣化
埼玉県鴻巣市といえば、荒川の広い川幅をイメージした幅5センチ以上ある幅広うどんや、日本一高いピラミッドひな壇、夏には花火大会などで知られる街ですが、今年はコロナウィルスの影響もあり各種イベントも楽しむというわけにはいきませんでした。来年こそは思い切り楽しめることを祈るばかりです。
今回は、そんな鴻巣市にお住いのご夫婦様より頂いたご依頼についてです。水漏れとのことでのお電話をいただき状況を伺うと、洗面台のキャビネットを開けたら、中が水浸しになっていたとの事でした。まずは、念のために伺うまでの間に状況が悪化しない様に応急処置として洗面台下の止水栓を閉めていただくようお話させていただいたところ、漏水は止まったようです。
お客様のお宅は築20年を超えるマンションで、子供はすでに独立しているため現在はお二人でお住まいとの事でした。洗面台のリフォーム等は今まで行ったことはありませんが、蛇口の不具合で一度蛇口を新規交換している状況でした。
洗面台の下を確認させていただき、止水栓を開栓して蛇口を開けると、Ｓ字トラップの下に置かれた受け皿にぽたぽたと水滴が落ちているのを確認。
幸い、S字トラップには問題なく、おかしい所は見られないため、ナットの締め付けがまずいか、パッキンの劣化が原因だと思いました。
早速、接続部をを工具で外し中を確認すると、パッキンの劣化以外に毛くずやせっけんカスなどで排水口のつまりも起こしかねない状況でした。内部部品やトラップ内にも破損は見られないため、お客様へは専有部分内の配管の薬剤洗浄とパッキン交換をご提案させて頂きました。洗浄と交換の作業を終えて作業完了の確認を行いました。大事に至らずその日のうちにトラブル解消となり大変喜んでいらっしゃいました。
今回伺ったお客様は、洗面台で頻繁に洗濯を行っていたようです。マンションでの定期的な配管洗浄は行われていたとの事ですが、頻繁に洗面台を使用する場合にはこまめなメンテナンスが重要となります。定期的にパイプクリーナーを使ったり、排水口のトラップをこまめに掃除することが詰まりや悪臭防止に効果的であることをお伝えさせて頂きました。パッキンの交換を自分たちでしてみようとも考えたそうですが、マンションの場合は万が一下層階の方へ水漏れを起こしてしまうと大変なので、業者へ依頼されることをおすすめいたします。
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