お風呂場って
毎日使用する場所ですから当然のように毎日きれいにする場所だと思います。
それでも汚れるんですよね。
それを根気よくきれいにするために頑張る主婦の方々には本当に頭が下がる思いです。
今回、お邪魔したお宅は鴻巣市の住宅街にある2世帯住宅でした。
お庭にもきれいな花が咲いていて、丁寧に手入れをしている様子がうかがえます。
当然、おうちの中もきれいにされていました。
ところが、問題のお風呂場に行ってみると正真正銘の悪臭がします。
きれい好きなお宅ほど、異常事態であることが際立ちます。
お姑さんは、「うちの嫁は本当によく掃除してくれているから、何かが排水に詰まったんじゃないかと思うの。孫のおもちゃかしら」と言い、その横で居たたまれないご様子の若奥様。
ま、お掃除担当の人にとっては大問題であり、家族に申し訳ないと思うに違いありません。
これはすぐにでも解決しないと嫁姑問題に発展しかねませんから頑張りましょう。
到着したときは浴槽は空だったのですが、水の流れを確認するために水を溜めて流してみます。
まあ、流れないわけではありませんが、通常よりは排水が遅い印象です。
そして、洗い場のほうもシャワーで水を流して、排水の様子を観察。
こちらも遅いようです。
今は、排水にゴミが流れないように排水口にデザインが施されていますが、それでも髪の毛や体についた繊維などが少しずつ流れてしまいます。
加えて、皮脂やシャンプーなどの泡が全て絡み合って、詰まりの原因にあるわけです。
しかも、陽気がよくなってくると本当に臭うんですよね。
これはもう汚れを溶かすのが一番です。
市販の溶剤などもありますが、やっぱりプロ仕様のものはパワフル。
薬を入れて、しばらくしたら水を勢いよく流して終了です。
水はもったいないのですが、じゃんじゃん流すのがお決まり。
これは、一般の家庭でもやったほうがいいのですが、お掃除終わりにしっかりと水を流しておくとトラブル発生の頻度がぐっと下がります。
汚れた水が排水パイプなどに留まってしまうと、汚れがこびりついて詰まりの要因になるからです。
節水を心がけることは大切ですが、トラブル回避のための水ですから是非やってみてください。
わりとすんなり解決したこともあり、お嫁さんもホッとしたご様子。
家にトラブルがなければ、家族仲はさらに良くなるものです。
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