今回お伺いしましたのは、北葛飾郡松伏町ゆめみの地区の住宅地、築年15年程度の一戸建ての二階にある、普段あまり使わない洋式トイレです。
床下で、トイレと床の間からジワ~っと水漏れしているということで、お電話でご依頼をいただき現況確認、及び、修理をさせていただきました。
現場に到着して状況を確認すると、直接の原因と思われたのが、シャワートイレで一時的に本体にある水を抜く際に使う「水抜き栓」からの水漏れです。
今回の不具合の原因となっていたのは、水抜き栓の内部のゴムパッキン(オーリング)の劣化だと一見して判断できました。したがって、まずはオーリングの交換を実施しました。
その際に、現場に持ち込んだ作業用に普段使用している洗面器に、本体にある水を吐き出したのですが、やや溢れて床に溢れてしまったことが反省点としてあります。雑巾などでカバーしておくべきでした。
オーリング交換以外に、本体給水口のストレーナが若干緩んでいたのと、ごみが付着していたので、それが原因である可能性もあると判断して、ストレーナも念のためしっかりと洗浄しました。
なお、現況確認の際に、便器内にも若干の水漏れがあることを発見しましたので、フロートバルブ周辺をチェックしました。鎖がやや絡まっていたので、これをきれいに解きました。これによりひとまずは治った感じですので、ここはお客様によく説明をした上で様子見という形にさせていただきました。次回は必要に応じてフロートバルブと鎖の交換も提案してみたいと思います。
到着して準備含めても1時間半ほどで終了しました。昨今の新型コロナウィルス感染対策のために最初から最後までずっとマスクをしながらやりました。お客様との会話の際には距離を置いて注意をしながら必要な会話だけに留めるよう配慮しました。今月に入って気温も高くなっているため、狭いトイレの中でかなり汗をかきながらマスクをして息苦しくて、思いの外大変でした。ただ、終了後にはお客様からお褒めの言葉を頂きましたのでとても救われた思いでした。
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