今回は、加須市に行ってきました。
全国水の郷の浮野の里があることで有名です。また、関東三大不動と言われている不動ヶ岡不動尊總願寺は、1年を通して様々な行事やヨガやコンサートなどのイベントが盛んに行われています。
南篠崎にお住いのお客様より、トイレが具合悪いので直してほしいと修理のご依頼を頂きました。水漏れでしたが、すでに止められており、2次的な被害は大丈夫との事でした。
お客様はお仕事をリタイヤされたご夫婦で、退職に伴い転勤先からご夫婦で数年ぶりにこちらへ戻ってこられたそうです。
2~3日前より、トイレの床が濡れていて、よく見てみるとタンクと便器の接続部分より水がしたたり落ちるのを発見したそうです。
詳しく使用状況を伺うと、転勤で引越しをしていたため3年間はほぼ空き家状態、掃除や郵便物の回収で年に1,2回は戻る程度との事でした。
このような状況なので、主に接続部が原因の可能性として考えられ、排水管やパッキンの劣化が原因でなければ、最悪便器自体の交換も考えられます。
水漏れの箇所を確認するために止水栓を開けて水漏れの箇所を確認すると、お聞きしたところ以外に、ウォシュレットからも水が漏れているが確認できました。
床への設置部分は大丈夫だったので、密結パッキンの交換のみで済みました。
そして、ウォシュレットの水漏れに関しては、製品自体の劣化が原因とみられます。購入して15年ほどになるそうなので、空き家にしたこの期間に急速に劣化が進んだ可能性があります。交換を勧めると
ウォシュレットについては後日新規購入されるとの事でしたので、今回は以上で修理完了です。
お客様は、引っ越し早々大切にしていた自宅が大事に至らず、まずは安心したご様子でした。
トイレの給排水にはいくつものパッキンが使われています。今回と同じように水漏れを起こしやすい所について、こまめに観察されることをアドバイス、定期的なメンテナンスも設備を長持ちさせることにつながることを説明させて頂きました。
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