年代を感じさせる町並みを残して「小江戸」と呼ばれている川越市
車で走っていると、クラッシックな外観のバスを見かけました。職場に戻って、その話をすると、蔵造りの街並みなどの観光スポットを巡る国内初の電気ボンネットバスで、6月19日から運行が始まったようです。川越市では7月に入ると、浅間神社の「初山」、八咫神社の「まんぐり」、白髭神社の「下小坂の獅子舞」などのイベントが目白押しなことから、多くの観光客に利用されることでしょう。
バスの話で盛り上がっているところに、修理依頼の電話が入りました。2日前からトイレの水漏れが続いているようで、慌てられているご様子。声の感じから、60歳前後と思われる女性からでした。伺っていた住所に向かうと、20分程で重厚な造りの平屋建てのお住まいに到着。手入れの行き届いた庭が、家の周囲に広がっていました。呼び鈴を押すと、お電話をされたお客様が出迎えてくれました。電話を切ってから到着までが早かったせいでしょう、驚かれたようです。早速トイレを見させていただくと、最新のウォシュレットタイプでした。水漏れは洗浄ノズルからで、ポタポタと少量の水が出ていました。そのうちに止まるだろうと思われていたそうですが、状況が変わらなかったようです。
点検をさせていただくと、バブルユニットという部品が故障していて、それが水漏れの原因と判明。部品の交換さえすれば解決するので、そう時間はかかりません。お客様へ状況と修理方法を説明すると、どのくらい時間がかかるか心配されていたご様子で、今年で定年を迎えられるご主人が帰宅する前に、修理を終えてしまいたかったようです。40分程で完了できそうなことをお伝えすると、ホッとされていました。何度も経験のある修理ということもあって、作業は順調に進み、予定よりも早く30分程で終了。お客様に水が漏れていないことを確認していただくと、とても喜ばれ、何度も何度も感謝されました。
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