出社の途中に、受付のオペレーターから携帯に電話がかかってきて
春日部市内の一軒家で水漏れが発生しているので、立ち寄ってきてほしいと連絡を受けました。
詳細を聞きたかったので、お客様に電話をしてみると、電話にでられたのは奥様で、トラブルがあるのは台所の蛇口。ご主人が修理しようとしたところスパウトが外れてしまって元に戻せなくなったという内容でした。
春日部市にお住まいの方は家族連れが多く、お客様宅もお子様が電話の向こうで元気にはしゃいでおられました。
今日は一日ご在宅で、なるべく早くということで、すぐに、カーナビを見ながらお客様宅へと急行しました。目印となった茶色い家を見つけお客様と挨拶を交わし、台所へと上がらせていただきました。
外装はリフォーム仕立てではありましたが、中に入ると築年数を感じます。そうなると台所の方も蛇口は型が古く、所々に錆も確認されていました。外れた状態のスパウトを見てみると接続部分は錆と水垢が目立っている状態で、水漏れの原因となっていたパッキンも綺麗に割れていました。
古いスパウトは使いたくないという希望をいただいたので、新たなもの設置することとなりました。念のため口径を測定し、車からそれと同じパイプを2つお客様の元へ持っていき選んでいただきました。
選んだのは奥様で吐水口に断熱キャップが備わっている方を設置することになりました。本体の方の水垢を取り除き、内部にも目をやり汚れがないかを入念にチェックしました。
パッキンが老朽化したこともあり、内部には黒ずみが残っていたので掃除を行いました。新品のスパウトを接続する際にはパッキンのズレがないよう注意し、ナットも指の力で回せるぐらいまで回しました。そして、最後はレンチでナットが外れないように強く締めておきました。
混合栓の水栓を開いて両方のハンドルを回して水漏れがないことを確認しました。元気なお子様が修理後初の手洗いを行い、水漏れのない蛇口を楽しんでおられました。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]