流れない!お風呂排水のつまり
こんにちは! 娘が卒業式に着る着物の試着をしていたので、手伝おうとしたら「汚い手で触らないで」と言われた(涙)、本庄市担当スタッフです。
先日はお休みをいただいて、家族で「競進社模範蚕室」を見学してきました。
娘が、着物の生地は洋服の生地とちょっと違うね、という話から、着物に使われている絹はどうやって作るか知っているかと尋ねたところ、蚕の出す糸から作るということを全く知らなかったため、社会勉強を兼ねて連れてきたのです。
こちらは、明治時代に富国強兵を目的に、より品質の高い養蚕技術を生み出すことに生涯をささげた木村九蔵氏が作った養蚕のための施設であり、現在は博物館になっています。
2014年には世界遺産にも登録され、開館日も増えたとのことです。
こちらの建物は4つの高窓を持った形状ですが、これもすべてより良い生糸を生み出すために、木村氏が生み出した形なのだそうです。
なんでも、炭火をおこして蚕室の湿気を追い出すことによって、蚕の病気を防いだのだとか。
そのほかにも、光、温度など、蚕にとって少しでも居心地のよい場所となるよう、様々な工夫がされていました。
世界遺産というと、富岡製糸場がどうしてもクローズアップされがちですが、こちらの施設も、なかなか見ごたえがあるものでしたよ。
流れない!お風呂排水のつまり
本日は本庄市内に在住のお客様から、 「お風呂掃除をしていたら、排水が流れていかなくなった」 という御連絡をいただきました。今の季節、一日の仕事で冷え切った体を優しく温めてくれるのがお風呂ですが、排水が流れていかないのは困りますね。
そのまま放置すると悪臭や害虫なども湧いてくる危険性がありますので、一刻も早い対処が必要です。
そこでご自宅に急行し、さっそく問題のお風呂場の排水溝を確認することになりました。
ご家庭によっては、排水口のところに対象の髪の毛やアカが詰まっているようなところもありますが、こちらはキレイに掃除がされており、一見したところ、詰まりの原因になるようなものは見受けられませんでした。
そこで、排水口から配管を覗き込んだところ、何かひらぺったい紙のようなものがあり、そこに髪の毛などがからんでいるのが分かりました。
そこで、真空ポンプという道具をつかって、詰まっているものを吸い上げることにしました。
取っ手を持って何度か押引きを繰り返すと、ゴボッという音がして、何かが吸い出されてきました。
それは、詰め替え式のシャンプーの袋を切り取ったあとの端切れで、さらにそこに髪の毛などが詰まったことにより、大規模な排水つまりが発生したようです。
「誰かが、後で捨てるつもりで置いておいたものがつまりを引き起こしてしまったんですね。
今後は気をつけます」 今回もお客様に喜んでいただけたようでなによりでした。