「水洗トイレから水があふれています!古新聞で便器の周囲をカバーしていますが、どうしたらいいでしょうか?」
お客様はそうおっしゃいました。
お住まいをお尋ねすると、埼玉県比企郡滑川町とのことです。植物園などが有名な「森林公園」こと、国営武蔵丘陵森林公園のお近くです。
私は早速、カーナビを設定して車を走らせ、お客様のご自宅である一軒家に向かいました。
現地に到着し、挨拶を済ませ、早速症状を詳しく確認してみると、
流せるトイレクリーナーを用いて清掃し、水洗レバーを押したら逆流してしまった、ということでした。
お客様は大変お困りでしたが、古新聞を使った処置が適切で、トイレの外にある廊下以上に水は広がっていませんでした。
「どうしていいかわからなくって、本当にあわててしまって…」
「お客様が冷静に処置をされたおかげで、被害が最小限に食い止められています。ありがとうございました!」
更に、トイレのある場所が1階であるため、階下への水漏れの心配がなくよかったということもお伝えしました。
衛生用の手袋をはめ、詰まってしまった掃除用ペーパーを丁寧に取り除きます。
お掃除に熱中してしまい、つい多めにペーパーを使ったことが原因だったようです。
トイレと、水が漏れてしまった廊下をキッチリ拭き、水が正常に流れるようになったことを確認しました。
こちらには一人でお住まいということで、水道修理業者を呼ぶことにご不安もあったようですが、私が早めに到着し、適切・迅速に処置したことで安心されていました。
「また何かあったら、速やかに駆けつけます。いつでもご相談ください!」
そのようご挨拶し、お客様のお宅を失礼しました。
せっかく有名な森林公園の近くに来たのだから、少し植物を見てみたいな...と思ったそのとき、電話が鳴りました。別のお客様からのご相談です。私は仕事が第一!水道に関し、困っているお客様のトラブルを解決することが何より先決です。森林公園の見学は、次の機会にしよう。そう思い、私は車で比企郡滑川町を後にしました。
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