本日のお仕事は埼玉県の比企郡滑川町
キッチンで食器洗いををしているとゴボゴボと足元に水が溢れ出し、水道トラブルに気がついたそうです。
このお宅は築35年の一軒屋。コロナ禍でステイホームが続き自宅で調理する機会が増えた頃から、シンクの水はけの悪さが少し気になっていたご様子で、気になりつつもそのまま放置していたところ今日になってキッチン下の収納庫から水が漏れ出てきたとのことでした。
このように排水から水漏れが起こってしまう要因は、トラップのパッキンの劣化やナットの緩みに加えて、つまりが引き金となって漏れてしまうなどいくつかの理由が考えられますが、今回の原因は排水ホースが長すぎて、収納物と干渉していたのが原因でした。
ご自宅のシンクの下を確認していただくと分かるかと思いますが、排水ホースはキッチンの床下に埋まっている排水管に差し込むように取り付けがなされています。
しかしこちらのお宅同様に流しの下は収納庫になっているところがほとんどです。中の物を取り出したり収納する際に排水ホースに接触し、ズレや抜けを起こすことは多々あります。そのため排水ホースを正常な位置に入れ直して修理したのですが、その後念のため他の部分を確認したところ、排水トラップと排水管、および排水パイプの繋ぎ目のナット部分にも緩みを発見しました。このナット部分が緩むことで繋ぎ目に隙間が出来てシンク下に水漏れが起こるので、このナットを締めなおして作業が完了となりました。キッチンは毎日頻繁に使う場所でもあるだけに、突然の水漏れに焦ることも多々あるかと思います。そんな時は安心して修理を依頼できるプロにお任せいただくことにより、直接の原因はもちろん、今後水漏れが予想される部分も念入りに確認するため、今お困りの水漏れだけでなく、これから先に起こるであろう水漏れに対しても予防措置を取ることができます。水漏れにお困りの場合は自己判断ではなくまずプロへ、これが最善と言えるかと思います。
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