比企郡川島町のお客様からトイレが詰まってしまって使えないので困っているというご連絡をいただきました。
トイレに置いておいた置物が落下してそのまま一緒に流れてしまった事があったみたいでその時から徐々に流れが悪くなりついには最近水が上がってくることも増えたので修理してもらおうとお電話いただいたようでした。
こちらの川島町では、創業230年にもなる金笛醤油を作っている笛木醤油の倉見学が無料で出来ます。普段食べているお醤油とは作り方から全く違うので是非訪れることをお勧めします。
醤油や色々なお土産も貰えるので本当におススメで地元の方だけにとどまらず他県からの観光客も訪れています。
お客様のご自宅の大体の位置は、分かったのですが住宅地でもなく広い土地の中にあるお宅だったのでしばらくたどり着けずグルグル車でまわってしまいました。
少し早めに到着する予定にしておいて良かったです。ご自宅は、広大な土地の中にぽつんと立つ木造の和風作りのお家でした。
周りの敷地が広すぎてこれぞ贅沢な土地の使い方だなと思う程でした。その辺の空き地に車を停めてくださいと言われていたのでそうさせてもらい呼び鈴を鳴らすと中から腰の曲がった女性が出迎えてくれました。
とても気を遣う方で家が古すぎて築年数が50年を超えているからトイレも古いし汚いしお恥ずかしいわと言われていましたが沢山のお宅のトイレを見てるので全く気にしないでくださいねとお話ししました。
さて、現場に行くとやはりトイレの排水がうまくいかず水位もおかしくなっていました。
取りあえず専用器具で色々と点検しましたがトイレの便器を一旦外さないと困難な事が分かりました。
奥様にご説明して承諾をいただきましたので、作業を開始します。
まずは止水栓を止めてからフレキ管をタンクから取り外します。水が落ちるのでバケツで受け取ります。トイレタンクと便器の中に残った水を除いて捨てます。
ゆっくりと丁寧に便器を取り外し、管に詰まっている置物を回収しました。そこにトイレットペーパーが絡みついて固まっていました。
今度は、反対の手順で便器を取り付けていきます。その後、念のためにバケツに入れた水を一気に流して排水されるか確認して作業は完了です。
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