キッチンの水漏れに関しては、築年数がたち排水設備全体が老朽化しているお宅からの修理依頼が多くあります
しかし比較的築年数の浅いお宅からも、たまに修理依頼がくることがあるのです。今回お伺いした東松山市のお宅も、築年数が浅めのきれいなお宅でした。交通には少し不便な立地にありますが、周囲には大きな公園やスーパーがあり、閑静で洗練された新興住宅街と言った雰囲気です。以前売りに出されていたのを見たことがあるのですが、おそらくまだ住んで数年といったところです。
庭付きガレージ付きの2階がキッチンでセミ注文住宅だったそうです。
原因を詳しく聞いてみると、システムキッチンの流しの下のところに収納があるのですが、どうやらその収納部から排水管に傷がついてしまったのではないかということです。収納はスライド式になっていて、排水管は奥にむき出しになっているつくりです。スライド収納の部分には「ここは排水管がありますので、上にものをおかないでください」と注意書きがあり、天板がついています。しかし鍋やフライパンなどを入れていたため、スライドを閉まった時にずれてしまい、傷をつけてしまったのですね。気づいたのは、さらにその下に小さな収納があり、食品などを入れていたとのことですが、そこが水びだしになっていたのでわかったとのことです。
早く気づいて頂いて良かったのですが、多少の水漏れであると気づくのが遅くなったり、このぐらい大丈夫だろうと放って置かれる方がいます。そうなるとどうなってしまうかというと、キッチンの床下から水が入り込み、床全体が腐っていってしまいます。またそのまま階下に水が垂れてしまうこともあります。こうなると修理は大規模になり、十数万~100万近くかかってしまうこともありえるのです。こちらのお宅は一戸建てですが、賃貸住宅で2階以上にお住まいの方は、階下の住人さんに迷惑をかけてしまうので、水漏れは放っておかないようにしてください。
今回は水漏れに気づいてすぐに呼んでいただいたので、排水管の修理に留まり、即日対応で料金も抑えることができ、喜んで頂き良かったです。
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