飯能市から出動要請がありました
知らないのは私だけかもしれませんが、「はんのうし」って読むんですね。
「いいのし」かと思っていました。
恥ずかしいので間違いに気付いても誰にも言えません。
一緒に出動する同僚が「メッツァ」に寄りたいと言い続け、何かと思ったらムーミンのテーマパークなんだとか。
無料ゾーンもあるから家族連れに大人気、且つお財布が助かると。
確かに飯能市はムーミンの世界観に通じる穏やかさがあります。
さて、肝心の現場ですが、緑多めの住宅街のど真ん中にある平屋のお宅です。
おばあちゃんが猫ちゃんを抱っこして、出迎えてくれました。
玄関に入ってまっすぐに伸びた廊下の突き当りに洗面所・風呂場が並んでいます。
風呂詰まりの要因としては、清掃が行き届かないことによるものが一番多いのですが、こちらのお宅はなんとも気持ちよく整えられていて、清掃もきっちりとされています。
問題は何なのか。
それを探る前に、お客様に教えていただくと、浴槽の清掃時に排水溝にセットするヘアーキャッチャー(髪の毛などのごみを受けて、排水管へ流れないようにするもの)を猫ちゃんが遊びだして、どこかへやってしまったとのこと。
ちょうどいいものを探しているうちに、排水しにくくなってしまったそうです。
まあ、間違いなく排水管にごみが溜まって流れにくくなってしまったのでしょう。
幸いに、風呂場の外側に排水管の点検口があごったので、そこと浴槽の排水口の2か所から排水管洗浄剤を投入。
市販されているものとは違うプロ仕様なので、これできれいにすると大抵のお客様は感動してくれます。
それだけ速やかに詰まりを無くしてくれるわけです。
「いつか詰まりを解消できる」と「すぐに詰まりを解消する」は大違い。
このスピード感はプロならではと自負しています。
おばあちゃんにはヘアキャッチャーを進呈し、ただし純正品ではないと説明。
風呂場の工事をしてくれた工務店へ相談するように伝えました。
でも、サイズが同じなので当座はまったく問題ないはずです。
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