今日は秩父市のあるお宅の洗濯排水の詰まりを直すため、現場に出向きました。
家の造りは一般的な木造住宅で、築20年ほどでした。ご相談されたお客さんは50代で、一人暮らしをしている女性でした。その方は詰まった原因をはっきり答えて下さいました。
詰まった原因を明確に答えるお客様は少なく、料金をご相談せずにただ直して欲しいという方や、お電話で、なぜ詰まったのか説明して下さらない方も多いです。
また、お電話でどれくらいの修理代がかかるのか説明して下さる方もいますが、お宅で実際に修理した際に値段が異なることでトラブルになることで困るといった例もあります。
しかし、今回お電話して下さった方は事前にインターネットなどでよく調べたため、原因をはっきりと言われたのだと思われます。
洗濯排水の詰まりはドラム式洗濯機で洗濯する際に、水の量が少ないことによる汚れが原因でした。
秩父市では水道代が同じく埼玉県にある深谷市よりも高い傾向にあり、秩父広域市町村圏組合によると、2020年現在は4323円となっています。全国の水道料金のランキングである992位中、819位とかなり低いため、この地域の人々は水道代を節約しようとする傾向があります。
そういうこともあってか節水コマを使っていたことが原因だったのかもしれません。
排水される時に空気が含まれているような音がしていたため、すぐに分かりました。その後どのようになるか、脱水を行い確かめました。すると、ホースからは水が出ていましたが、かなり水の出る量が少ない状態になっていました。
排水溝を作業しやすくなるよう位置を変え、エルボという管とふたを取り外したら、下水の嫌な臭いをさせないようにする「排水トラップ」を中までよく掃除します。奥の汚れはパイプクリーナーで除去しました。
その後、パーツを元に戻し、きちんと流れているか確認した後に、作業を無事終わらせることができました。
安心されたお客様からはご丁寧なお礼の言葉を頂くことが出来ました。
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