唐津市、屋外排水のつまり修理事例

梅雨を控え、雨が多くなる季節です。
そんななか、唐津市のお宅より排水のつまりが発生して困っているむねの電話がありました。
早速、唐津のご依頼者様のもとへ急ぎます。
梅雨入りが遅れていましたが先日、九州南部が梅雨入り、ここ佐賀県の入梅も時間の問題でしょう。曇り空のもとご依頼者様のお宅へ向かいます。
到着したご依頼者様のお宅は、市の中心部より北西の方、西唐津駅に近い場所にある木造戸建てのお家です。お家の前には広めの駐車場などがあります。
来訪を告げて状況を聴取します。
まず、洗濯や洗面の水が流れない、浴室も同様、キッチンの水は流れが悪い、トイレの汚水は今は流れているが今後が心配とのこと。この辺りは公共下水道に接続されている区域ですので、雨水以外の汚水や雑排水は下水へ流れるようになっています。こういうトラブルの多くは屋外排水に原因があります。まず確認します。
こちらのお宅の前にも公共桝が設置されています。最終的にすべての排水はここへ集まります。公共桝自体に詰まりなどはありません。ここからこちらのお宅内の排水管をチェックしていきます。こちらのお宅の排水はトイレ、その前の洗面台からの排水とそれ以外に分かれています。トイレからの汚水とそれ以外の雑排水は前にはの散水栓そばに作られて排水桝のマンホールで合流します。こちらのマンホールにも詰まりなどはありません。ここでトイレの汚水とその他の雑排水とが分かれていきます。雑排水は家の外周に沿って埋設された排水管を通って、台所の前にある排水桝へ至ります。
ところが排水桝が見当たりません。雑草が生い茂っている中、排水桝をさがします。
ありました、雑草と土に埋もれています。排水桝の蓋は金属のメッシュなのですが、隙間から雑草が入り込み、また端っこの方が開いており土や落ち葉が入り込んでいる状態です。
雑草と土を撤去し排水桝を開けると、大量の砂や土、落ち葉が入り込んでおり、そこから雑草が生えているような状態です。台所からの排水部分と洗濯、洗面、浴室の排水のところだけがか辛うじて流れるような状態でした。またここには雨どいからの排水も流れ込む状態ですので、強い雨が降った場合などはあふれていたかもしれません。
ご依頼者様に現場を見てもらい状況を説明。排水桝をまず清掃し、土砂が流れ込んでいる排水管を洗浄します。きれいになった排水桝へ台所、浴室から水を流してもらい流れていること確認。玄関わきの排水桝へきちんと流れていることを確認して作業は完了しました
ご依頼者に、たまに排水桝を清掃することを説明し帰路へつきます。
ラジオからは九州北部の梅雨入りのニュースが聞こえてきました。