唐津市での洗面つまりのトラブル

唐津市内にあるマンションにお住まいのご家族様からの洗面つまりのトラブルについて、ご相談ごとをいただいています。ある日から洗面所にカビ臭い匂いがしている、との訴えでした。どこからカビの匂いが発生しているのか不明であること、梅雨の時期でもなく洗濯物の生乾きなどの原因も心あたりが無いとおっしゃいます。まず、現場に立ち入って調べて見たところ、洗面の排水口からトラップにかけてはいつも清潔に保つ様、薬剤で清掃しているというお話でした。気になった箇所は窓、洗面所の窓を開けると外から下水の様な悪臭が鼻をついてくるのです。家主さんはこの悪臭については管理業者との話し合いは既についているとも加えています。構造的な事情もあるようです。窓のすぐ近くにはマンションの排水管が通っているために、そこの近くの窓から洗面所へと悪臭がするそうです。居住者さまがこの旨について承諾しているのであれば業者側が何もいうことはありませんが、洗面のつまりの原因が屋外の排水管内部の汚れである様に思えてなりませんでした。悪臭がするということは相当な汚れが蓄積されている状態、しかも必要なペースで除去しておらず長年放置、排水管の内側は相当汚いと想像できました。家主さんは、排水管洗浄はこれまでに行われた記憶がなく、仕事で多忙な自分の持分だけ排水管洗浄作業をせずに飛ばされていると考えていたそうです。中古マンションの築年数が25年以上と聞いて管理側が洗浄を怠るケースがあることをお伝えしています。新築物件であれば、少なくとも管理会社の手配で毎年から2年ごとのペースで高圧洗浄をかけています。中古マンションの排水管の劣化がひどい状況であれば、高圧洗浄さえも水流の圧が強すぎて実地できずにそのまま排水管を使用しているという事情も考えられます。今回のケースでは現場に赴いて状況を把握、家主さんからの事情を聞くかぎり共有部の排水管がつまり、あるいは劣化している可能性がある物件ですが、ここまでのお手伝いとなり所要時間は30分ほどでした。