大阪府摂津市のお風呂のつまり
大阪府摂津市の方からお電話で風呂つまりの修理依頼。
浴槽のほうを流すと洗い場に水が溜まってしまうとのことです。
湯舟の水を水栓てられない状態なので早めに来て欲しいと希望されていました。
私は早速お客さんの家に向かって車を走らせました。
お家はたばこ店と一緒になった一体型の家屋で、奥が住居スペースです。
新しい家ではありませんが丁寧に使っておられるのか清潔感ある室内です。
お風呂場を見せてもらい水栓から水を流してみました。
少しだけ流すぐらいだと問題がないのか排水は機能しています。
今度はしばらく水を張って一気に栓を抜きました。
すると今度は少しするとポコポコという音とともに溢れてきました。
このことから排水がつまっているのは排水管の少し奥の方だと推測されます。
溢れた水は少しずつですが流れているので完全につまっているわけではないようです。
床下に潜り配管を確認してみるとつまっていると考えられるぐらいの位置にキッチンのドレンが合流していました。
お客さんに排水管の洗浄などしているか聞いてみたところ全くしていないと仰ってました。
もともとは流し台のほうで何か異常があり、それが風呂の排水つまりにつながっているのではと私は予想しました。
そこでキッチンの排水管とつながっている家の外の排水桝からトーラーという機材を使って探ってみました。
しばらくすると白い油の固まりが流れてきました。
大方取り除けたかなと思い、再度浴槽に水を溜めて流しました。
今度はつまることなく流れていきます。
やはり原因はキッチンの側でした。
それを説明したところ、1カ月ほど前に食器洗い乾燥機が故障して手洗いしていたが節水の為にとちょろちょろぐらいの水で洗っていたということ。
普段から流れる水量が少ない為、油分が吐き出されずに水表面で硬質化してしまったのかと思われます。
また排水管のメンテナンスも何もしてこなかったとのことなので、今回のようなことがあると困るので積極的にしていくと仰ってました。
お客さんは風呂つまりが直り嬉しそうに話しておられました。
※画像をクリックすると大きい画像でご覧いただけます。
[記事一覧を見る]