洗濯機の排水つまりのトラブルの対応例
大阪府堺市堺区のお客様からの洗濯排水のつまりの修理依頼の事例についてご紹介します。お電話をいただいたのは、ちょうど朝9時を過ぎた時間帯で、洗濯をしていたら排水が詰まっているため水が防水パンから水があふれだし床面が水浸しになってしまったので急いできてもらいたいという内容でした。随分慌てふためいておられたのでとりあえず洗濯機の排水を止めるため電源をオフにするようにお伝えしました。緊急と言うことで、すぐにご依頼者様宅へ向かいました。
20分ほどで現場に到着し、すぐに状況を調査したところ床が水浸しでたくさんのタオルや古新聞紙であふれた水を吸水しておられました。ここまで濡れてしまうと床の腐食も心配です。とりあえず、洗濯機を防水パンから外して移動させました。ごく一般的な全自動タイプの洗濯機でしたので移動もそれほど大変ではありませんでした。
排水口からトーラーという先端部分が回転式のワイヤーを奥深くまで差し込んでゆきます。先端部が奥の方まで到達したのを確認してゆっくりと高速回転しているワイヤーを手の感覚を頼りに少しずつ動かしながら排水口のつまりを取り除いていきました。洗濯機の排水はどうしても洗濯洗剤や衣類の糸くずなどが蓄積しやすいため、排水パイプ内部にヘドロのようになった状態のつまりができやすいのです。それが今回のつまりへと発展して結果的に防水パンからあふれ出てしまうという事態を引き起こしてしまったのです。
トーラーで完全に排水管内の掃除をしたところでパイプのつまりを完全に取り除いて綺麗な状態にするために仕上げに業務用のパイプ洗浄剤を通し全て終了しました。修理後に洗濯機を元通りに設置し直して、念のために水を溜めてから排水をしてみたところ、スムーズに流れていったのでひとまずは安心です。今後もまた同じパイプつまりが起きてしまう可能性もあるので定期的にパイプ洗浄をしてあげるとより安心であることをお客様にはお伝えしました。
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